こんにちは
ハンドメイドジュエリー作家
たかはしひろです。
すこしずつ暑さも和らいできましたね
扇風機のみで過ごせる日も増えてきました。
ジュエリー作家は言ってみれば鍛冶屋さんです。
金属を熱して溶かして形にすることも行いますから
熱中症になりやすい仕事でもあります
ですから、やっと働きやすい環境になってうれしいです。
というわけで真夏日にはできなかった作業を終わらせちゃおうと思いました。
太陽みたいですが実はこれ、液体になった純銀です
業界では溶かした貴金属を湯(ゆ)と言いって、純銀をサラと呼びます
つまりサラで湯を沸かしているところです。
そして、こちらがボクが愛用している強力湯沸かしポット外国製です
純銀が溶解する温度は962℃
ここまで上がる湯沸かしポットは電気屋さんではなかなか無いでしょう
まるで家庭用溶鉱炉といったところですね、ふたを開けると10秒も覗いていられませんよ
カメラのレンズが割れそうでした、ブロガー根性で撮影アチー
では本題
世の中では銀は黒ずむという認識でみなさんに伝わっていますが
いったいどれほどの期間で黒くなるとおもいますか
使い方や環境で大きく左右しますがみなさんどうでしょう?
こちらをご覧ください
これが溶かす前のサラ(純銀)です。
アップにするとキラキラしていますねまだ新しい印象です
ではこの純銀はどのくらい前に仕入れたものでしょうね
先週?
それとも先月?
精錬されてからどのくらい経っているかというと
正解は10年以上前です。
特別なにかしていたわけではないですよ
タッパーに入れて引き出しに入れていただけ
先ほどの溶かした銀がこちら
左が純銀で右は925です 925は7.5%の純銅をブレンドして製品にしやすくした合金です。
光沢がないのは表面が粗いから
金属は熱すると黒くすすけますが、銀はこの通りです。
ではどうして皆さんが持っている銀製品はすぐに黒くなるのか
それは直射日光に晒されて塩化銀になるから
そして硫化硫黄に触れて硫化銀になるからです
つまり強い光と汚れた空気に晒さなければ銀は黒ずまないんです。
そもそもすぐに黒くなちゃう銀は
銀に似た金属か
銀の含有量が少ない合金の可能性があります。
安価な海外産のアクセサリーのなかには
銀として売られていますが、中身は錫や亜鉛や鉛といった安い金属に数%銀が入った合金
数%銀が入っているだけで銀と言っているモラルの低い商売人もいます。
日本でも安く銀のアクセサリーを置いている有名店でさえ
ピューター混じってるなコレ
てきな怪しい商品を目にします。
アクセサリーショップの店員さんは、みなさんが金属のプロではないですから
銀製品を仕入れているつもりでも
海外で製造されているものの中には、安い金属を混ぜてコストを浮かせている
悪い生産者に騙されているケースもあるんですよ
ちょっと前に食品業界でも原料の問題がありましたね
どんなお肉が混じっているかなんて、相当な美食家が食さない限りわかりません
銀のアクセサリーで金属アレルギーになったという方は、本人の知らない混ざりものが原因かもしれませんよ。
メッキものやゴールドフィルドでも私は満足という方は構いませんが
混じり気なしのピュアな貴金属ジュエリーをお求めの方は
ボクらのような生産者から直接購入するのが一番安心な入手方法です。
あっボクのジュエリーがロープライスなのは、一人で製造販売までをしているの為ですよー
安いからと言って材料に不純な混ざりものは一切使っていませんからね
誠実なジュエリーここにあります
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