売れる仕組みづくり コンサルタント 佐藤康高のブログ -3ページ目

生命の言葉 7月




世の中に人をそだつる心こそ

我をそだつる心なりけれ


荒木田 守武 氏
(出典世中百首)

6月の生命の言葉




おもしろき

こともなき世を

おもしろく


高杉 晋作 氏







この旬に、福岡の野村望東尻が続けて「すみなすものは 心なりけり」と加えたとされる。

この世をおもしろいと感じるか、おもしろくないと感じるかは、心の持ち方次第であるという意味。


高杉晋作氏(たかすぎしんさく)
1839年~1867年
江戸時代後期の長州藩士。
幕末に長州藩の尊王攘夷の志士として活躍した。
騎兵隊など諸隊を創設し、長州藩を倒幕に傾けた。


大人よ目覚めよ!



先日、あるスーパー銭湯の中にあるエステのオーナーと打ち合わせということで○○湯の食事処で打合せをしました。

週末は数千人の集客を誇る場所です。

すごいですね!


無事に打ち合わせが終わり、せっかく来たので天然温泉に入って行くことにしました。


その時の出来事です。


お風呂の中に入ると多くの種類のお風呂があり、わくわくして様々な湯に入ってみました。


やはり親子連れが多く、昔を思い出しながら、その光景を眺めていました。


「うちも小さいころは一緒に入ったな~」


もっと大切な時間にしておけばよかったな~といつも思う。


そんな中・・・



耳に入ってきた会話にショックを受けました。


小学校高学年の男の子Aくんと低学年の男の子Bくんとお父さんの会話




お父さん
「今日も朝、ゲームばっかりやっていただろ!」


子どもたち
「…でも、そんなにやっていないよ」


お父さん
「お母さんからメール来てたぞ!」


Bくん
「僕たちが1分ぐらいやっていることを、お母さんからみたら1時間に感じるんだよ!」


お父さん
「どうでもいいけど何とかしろよ~」


子どもたち
「・・・・」


お父さん
「毎回メールが来てウザったいんだよ!、いちいち返すのも面倒なんだからちゃんとしてくれよ!」


子どもたち
「でも、、、」


お父さん
「女ってそんなもんなんだから、理解しろ!本当にめんどくさいんだから!」




「・・・・怒」・・・感情を抑え、耐え切れなくほかの湯に移りました。



子どもたちの将来がかわいそうですね!


言葉は魔力を持っています。

潜在能力に浸透していきます。



この夫婦は、

お互いにそんなことを言っているんだろうか???


もしそうだとしたら、子どもはもっとかわいそうですね!


「お互いにお互いのT-UP」ができる人間関係になると非常によい家庭が作れます。



もしお父さんが、こういっていたらどうでしょうか?



お父さん
「お母さんがいつもお前たちのことを褒めているぞ!」

「たまにゲームばっかりやって困っているなんて言ってるけどな!」



子供たち
「へへぇ~」
「でもお母さんいつも怒っているよ~」



お父さん
「それはお前たちのことの将来を考えていってくれているんだぞ」

「お父さんにはいつもお前たちの自慢話が多いぞ!」

「お母さんもみんなの面倒ばかり見ていて疲れる時もあるから、たまには手伝ってあげろよ!」

「それが男の優しさだぞ!」

「きっとお母さんも喜ぶぞ!」「そしたら、ゲームをもう少し多くやらせてもらえるかもね!」

「お父さんがない時はお母さんがリーダーだから、いうことを聞いて助け合っていくんだよ」



子供たちの反応は様々であろうが、必ず純粋な子どもの心に響くであろう。



お互いに「T-UP」をしていると、お母さんもお父さんのことを同じように言ってくれるケースが多い。


子どもたちが成長する過程で、

時には強く叱らなければいけない時がある。

そんな時だけお父さん(お母さん)の言うことは正しい!など言っても心に響かない。



どんな大人も「子どもたちからは影響力のある存在である」事を忘れないでいたいものである。


希望の持てる環境は大人がつくると私は考えます。


大人よ!
目覚めよう!

純粋な心の持ち主がそばにいますよ。

雪の日に思うこと




本日の日経新聞「春秋」にもコメントがありましたが、多くの人が同じことを感じているのでしょうね。

私も都心を襲った自然の驚異で色々なことに気づかされました。


週末は、

朝早くから、一斉に雪かきが始まり、あっという間に歩く道ができた。


我が家も早起きをして子供たちと雪かきをした。

遊びながらやると思ったら、競うように道を作っていく。


自分が歩きやすくなる為だけにやっているのではなく、他人も喜ぶ結果につながる行動は清々しい。

そんな土曜日の夕方、
仕事帰りに近所まで自転車で買い物に出掛けた。

あらゆるところに雪かきされた山とペースト状の雪が残っていた。

そんな中、車のタイヤの跡をすべらないように走った。

大通りに出るとなかなか車道は走れない。

仕方がないので、自転車を押しながら歩道を歩くと、

誰かの家の前でもないのに、人通りの少ない歩道に人ひとりが歩けるほどの道ができていた。

誰かが雪かきをしてくれたのだろう。

お陰様で安心して通ることができた。



そういえば、
教室のビル前の歩道も、朝早くから誰かが雪かきをしてくれたのだろう。

誰かのおかげで歩きやすくなっているのは間違いない。

本当に素晴らしいことである。



多くの人に支えられて生きていることを再確認できた日であった。


そんなことを感じた人が多い週末ではなかったのではないでしょうか。


「ひとは一人で生きていない」


常に感謝を忘れない人生を歩みたいものだ。

今週も笑顔と感謝で駆け抜けて行きます。




原田泳幸氏

2014年2月2日日経新聞「未来」

チャレンジを若者に説く前に、まず大人自身が変わらねば。

若者も甘ったれは卒業だ。「骨太な生き方」を考えよう。

日本マクドナルドホールディングス会長兼社長
原田泳幸氏