こんにちは。LAC語学教室の中国語講師邱です。
中国語を勉強している日本人には、必ず訪れる2つの試練があります。
① 声調
② リスニングの速さ
この2つ、わりと容赦がありません。
第一のボス:声調
「声調は4つだけです。」この説明、だいたい油断を生みます。
mā
má
mǎ
mà
「え、同じに聞こえます。」ここから静かな崩壊が始まります。
“ma”は1人じゃありません。4人います。しかも全員別人。
ちょっと下げるだけで馬。ちょっと上げすぎると怒ってる。
忙しいと言ったつもりが、なぜか牧場にいます。
中国語、設定が強い。
第二のボス:リスニング速すぎ問題
そして数週間後。「じゃあ、会話を聞いてみましょう。」音声スタート。
「ニャオニャオニャオニャオ……」
生徒さんの顔: → →
「え、今、何語でしたか?」中国語です。ちゃんと中国語です。
教科書と現実の差
教科書:
「你好。你好吗?」
現実:
「你好你好你最近怎么样啊我跟你说昨天那个事情真的太夸张了吧」
息、吸ってますか?
中国語のネイティブは、基本的に全力疾走です。休憩がありません。なぜこんなに速いのか
中国語は音節がはっきりしているぶん、慣れると一気にテンポが上がります。
そして、容赦なく連結します。
「听不懂」→「tīngbudǒng」→「tingbudong」→「ティンブドン(体感)」
脳が追いつく前に、次の単語が来ます。
でも、ある日突然聞こえる
何度も
「もう一回いいですか?」を繰り返し。絶望し。天井を見上げ。
そしてある日。
「あ、今“贵”って言いましたよね?」聞こえてる。ちゃんと聞こえてる。
その瞬間、世界が変わります。
結論:中国語はゲーム
声調は最初のボス。リスニングは中ボス。何回もやられます。でも、ちゃんと経験値はたまっています。
だから今、
・馬になっている人
・音声がニャオニャオに聞こえる人
安心してください。それは仕様です。中国語はちょっと厳しいけど、クリアしたときの達成感は最高です。