こんにちは。LAC語学教室の韓国語講師イです。

 

韓国語を学んでいると、日本語と似ている言葉にたくさん出会いますよね。例えば、「新聞」は、「신문/シンムン」と言いますし、「約束」は「약속/ヤッソク」と言います。こういう単語を韓国語では「漢字語/한자어/ ハンチャオ」と言います。同じ漢字文化圏だからこそ、このような似ている発音の単語がたくさん存在しますよね。韓国語を習っている日本人にとっては、少し得した気持ちになるところだと思います。

 

ところが、すべての漢字語が日本語にそっくりなわけではありません。

 

これはどういうことかというと、中国から伝わった漢字が日本と韓国でそれぞれ独自の表記を使うことになった単語が存在するからです。

 

その中のいくつかを紹介したいと思います。

 

まずは、「手紙」という単語。

 

日本語では、「手紙」と書きますが、韓国語では「便紙/편지/ピョンジ」と書きます。「手紙」ではなく、「便紙」なんです。「トイレットペーパー」を思い浮かべた方もいたのではないでしょうか(笑)。だけど、「便紙/편지/ピョンジ」は「手紙」のことです。「お便りの紙」というふうに覚えるといいですね。

 

「便紙/편지」=「手紙」

 

それでは、ここでクイズです。

 

「休紙」は何でしょう。

 

正解は「トイレットペーパー」です。そうなんです。「休紙/휴지/ヒュジ」は、トイレットペーパーやテッシュなどを指す言葉です。使い道が決まってない、つまり休んでいる紙という意味からトイレットペーパーやテッシュなどを指す言葉になりました。

 

「休紙/휴지」=「トイレットペーパー」

 

それでは、最後に「紙匣」です。これは「お財布」という意味の単語です。「紙/지/チ」は紙幣を「匣/갑/カップ」は、ものを入れておく小さな箱という意味の漢字だそうです。つまり、「紙匣/지갑/チガップ」は紙幣を入れておく小さな箱という意味で、お財布のことを指します。

 

「紙匣/지갑」=「お財布」

 

韓国語を学ぶとき、「発音が似ているから覚えやすい!」と思う反面、こうした「違い」に出会えると不思議に思えてきますよね。こういう「新しい発見」は、より深く韓国語と日本語の関係性を理解するのに役立つのではないでしょうか。発音だけをただ覚えるだけではなく、語源や漢字にも注目してみると、語彙がより覚えやすくなると思います。韓国語を学びながら、こんな「違い探し」も楽しんでみてください。

 

 

LAC語学教室(韓国語・中国語・日本語)/杉並区阿佐ヶ谷