こんにちは!
LAC語学教室 中国語教師の余です!
ときどき日本人友達に「中国のどこへ旅行に行ったことがありますか」と聞くと、いつも「台湾(tai wan)とか、マカオとか、上海(shang hai)とか、北京(bei jing)とか」のような返事が出てきました。それらの都市はもちろん中国の代表的な観光地ですけど、中国ではほかのいろいろな面白い観光地もたくさんありますよ。
それでは、今日からLAC語学教室は皆さんに中国の観光地をいっぱいご紹介したいと思います。
中国の首都である北京は、古代と現代が融合した都市で、豊富な観光スポットと美食(mei shi)、自然(zi ran)や現代のスポットが満載です。多分一番有名な観光地は「万里の長城」かもしれません。このパートでは具体的に二つの観光スポットを詳しくご紹介していきます。
万里の長城「万里长城 wan li chang cheng」
八達嶺長城「 八达岭长城 ba da ling chang cheng」 (万里の長城の一部)
北京市内からのアクセスが便利な八達嶺長城は、北京滞在中に気軽に訪れることのできる一大人気スポットです。この壮大な建造物は、その長さと規模で世界中から観光客を引きつけています。また、八達嶺長城は、その美しい景観と歴史的な価値から世界遺産にも登録されています。ここでは、混載ツアーや貸切チャーターなど、お好みの観光スタイルを選ぶことができます。
また、隙間時間で楽しめる半日プランから、周辺の人気スポットも網羅する1日プランまで、豊富なオプショナルツアーをご用意しています。特に、ハイキング気分で登る女坂や、より険しい男坂に挑戦するなど、難易度にあわせて選べる長城体験は、一見の価値があります。八達嶺長城を訪れたら、その壮大な景観と歴史を感じながら、一生の思い出を作ってみませんか。
天壇公園「天坛公园 tian tan gong yuan」
北京の観光地として名高い「天壇公園」は、明清代の皇帝が祭天や豊作の祈願を行った場所として知られています。公園の位置は正陽門外の東側で、壇域の北部は円形、南部は四角形となっており、「天円地方」という考え方を体現しています。また、公園全体は内壇と外壇の二つの部分に分けられ、その周りには2枚の壇壁が設けられています。
内壇は壁で南北に分けられ、北部は「祈谷壇」、南部は「圜丘壇」と呼ばれています。祈谷壇は春の豊作祈願に用いられ、中心部の建築は祈年殿です。一方、圜丘壇は冬至の日に祭天に用いられ、中心部の建築は巨大な丸い石台で、「圜丘」と呼ばれています。これら二つの壇をつなげるのが、長さ360メートルの小高い道路である丹陛橋で、南北に1,200メートルの天壇の中軸線となっています。その両側には、古柏の林が広がっており、訪れる人々に安らぎを提供しています。
天壇公園は、その美しい景観だけでなく、明清代の建築技術を伝える重要な場所でもあります。そのため、訪れる観光客にとっては、ただの公園としてだけでなく、中国の歴史や文化を感じることができる貴重なスポットとなっています。一度訪れれば、その魅力に引き込まれること間違いなしです。
今日の紹介はここまでです。
皆様、ぜひ中国の首都、北京へ行ってみてください。