トンガの人々から受けた温かな思い。「恩返しの時」 | clandestina

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2011年の東日本大震災の時に、トンガの人々から受けた温かな思い。「恩返しの時」「トンガの方々の無事を祈っています」などの声が上がっている。2011年の東日本大震災の発生後、トンガ政府や市民から日本の被災者に対し、義捐金などの寄付をされていたことが再び関心を集めている。

東日本大震災が発生したことに対し「トンガ政府から、義捐金20万パアンガ(約900万円)の寄付がありました」と報告している。

被害者支援のために提供される里芋などが、生産者からトンガ政府に渡された。生産者代表は当時、「トンガでは誰もが被災者の皆様が一日も早く元気を取り戻すことを願っている」などと述べていた。

里芋は、「トンガより愛をこめて」とのメッセージとともに現地の港から出荷。日本への里芋寄贈には、カボチャの生産者やトンガ政府、輸送会社なども協力していたという。

さらに2011年5月には、現地のバオトゥ小学校の校長と生徒らが日本大使館を訪問し、義援金を手渡していた。

人民代表議員のアイサケ・エケ氏は、日本での大災害に生徒たちが心を痛め、「少しでも被災者の方の役に立ちたい」と寄付を募ったことを説明。「すべてのコインに生徒たちの気持ちがこもっているので、どうか受け取っていただきたい」と話していた。