メキシコの走る民・ララムリ | clandestina

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ハイビジョン特集 ヒトはなぜ走るのか ~メキシコの走る民・ララムリ~
BShi 3月27日(日) 午後8:00~9:30
メキシコのシエラ・マドレ山脈に住む山岳民族“ララムリ”。世界中のトップランナーたちが憧れる“走る民”だ。彼らの強さがはじめて認知されたのは1993年、ロッキー山脈で開催されたレッドヴィル・トレイル100だ。フルマラソンの4倍の距離、半分は暗闇の中、800mの登山が2回もある地獄のレースで並み居る強豪を抑え1位・2位を独占。さらに翌年の同大会ではコースレコードを25分も上回る記録で優勝したうえ、10位以内に7人のララムリが入った。番組では、ララムリの生活に密着し、その歴史と暮らし、走りの奥義、そして精神から彼らの強さの秘密を探り、“走る”ことの根源的な意味を見つめる。この人達の生活を便利にする為にある外国の団体が入り込んだりしているのですが、生活の便利さの追求は先進国の人達のエゴと思うんです。それによって失われていってしまうのが固有の習慣、文化。




今まで訪れた国で日系人が一番日本語を話していたのがパラグアイでした。当たり前のように若者達と日本語で会話が出来ました。細かい事は抜きにしても、その彼らでも日本に行ってビックリした事は多々あったというのですから、やはり日本を知ってもらうにはしばらく住んで暮らさないと彼らとて分からない国だと言われました。それでも地球の反対側で日本移民を今でも快く受け入れている唯一の国がパラグアイなのです。牛一頭を送りたいなん本気で言ってくれるパラグアイの人達にグラッシャスです。

昨年のサッカーワールドカップ(W杯)での死闘で日本にもなじみができた南米パラグアイ。合田義雄パラグアイ日本人会連合会事務局長は「パラグアイ人からも、日本のために何かしたいという声が続々と上がっている」と話す。
「実際に、あるパラグアイ人から『飼っている肉牛1頭を日本に送り、被災者の方々に食べてもらいたい』との申し出まであった」という。
日系社会からも支援の申し出が相次ぎ、現在、パラグアイから日本への輸出品である大豆を利用し、日本の業者と協力して被災地に豆腐を届けられないか、といった知恵を絞っている。
今回の震災を外からみると、「日本のいいところと悪いところ」の両方が浮き彫りになっている、と合田さんはいう。
「混乱の中でも冷静さを失わない日本人を誇りに思う半面、原発事故への対応などをみていると、本当のことをなかなか言わない日本独特の内向きの文化をも感じる」。そうした部分を含め、日本が変わるきっかけになってくれれば、と合田さんは期待を寄せる。
ペルーの日系社会でも義援金集めが進む。日系紙「プレンサ・ニッケイ」のマヌエル比嘉編集長は「地震のニュースで映し出される日本の被害や、被災者の助け合いの姿は、ペルーの日系社会をさらに強く団結させた」と話した。Sankei Shimbun