My World | 「らくがきらぼんば 」ヨガインストラクターらぼんばの日常の一コマの絵日記、音日記。

「らくがきらぼんば 」ヨガインストラクターらぼんばの日常の一コマの絵日記、音日記。

東京、松戸、柏でスピリチュアルなヨガとパワフルな瞑想のレッスン開催してます。
「らぼんば」ことヨガインストラクター桧山芳臣の日常の一コマの絵日記、音日記。
   


自分の住んでいるこの世界は自分自身が作り上げたものでその世界の森羅万象はすべて自分が作った自分自身の一部であるというゲームをしている。

まぁ、一人遊びだ。

何でこんなゲームをはじめたのかよくわからないがきっかけはこの本だと思う。
ナチュラルハイ―わたしを超えるわたし 上野 圭一 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4480031588

病気をして退院後30年勤続で得られるリフレッシュ休暇を利用してしばらく自宅で療養した。
名古屋で手術して退院後、自宅に帰って、香奈さんのヨガクラスに出たときに和樹君が貸してくれた。
この手の本は今まで読んだこともなく苦手の部類に入っていたが妙にしっくりと読むことができた。

どこまでが自分なんだろう?
皮膚との境界まで?爪の先まで?では、爪きりでぶっちんと切った爪は自分ではないのか?
面白い考えだとは思っていたが、自分の世界の登場人物は自分が作ったものだというゲームをするにはもうしばらくかかる。


ある日会社でお昼を食べて寝ていたら、同じ部のおばさんが余計なお世話で起こしやがった。
「もう、1時過ぎてますよ!」
「昼休み12時半から取っているんですよ」とそのばばぁに不機嫌に答えてまた寝た。

そのことを帰って妻に言ったら、他人が声をかけてくるのは自分が望んでいるからだ。と言う内容のことを言われた。
わしはそのばばぁの余計なお世話に対してむかついたことを言いたかったのだが、それはそのばばぁの問題ではなくわし自身の問題だと。
その時はわしに非があるわけではないのにおかしいだろ!と思っていた。

次の日、引退した陸上選手の為末大が「床屋で髪を切り、床には自分の髪が一面散らばった。はたしてこの髪は自分なのか、なんなのか」というツイートをしていた。

世の中のものが存在するにはそれなりの理由がある。存在する必要のないものは存在しない。
米国大統領もイスラム過激派組織も遺伝子組み換えとうもろこしも大きな何かが存在する必要があると判断して存在しているのだろう。もちろん、わし自身も。

この世界はパラレルワールドでできている。
タイミングよくバスに乗れた世界。ぜんぜんバスも来ず地下鉄は事故でストップしいつもの3倍かかってようやく帰る世界。隣に猛烈に臭い息を吐き出す親父が座る世界。パラダイスのようななんともいえぬいい薫りのミニスカートの女性が座る世界。
少しずつではあるが確実に違う同じような世界がパラレルに存在している。
その数は無限大。8を横倒しにした数だけ。
今いる世界と一番離れた世界ではどれほどの違いがあるんだろう?
もしかして表面的にはほとんど変わらず、酵素玄米おにぎりのお昼を食べているのかもしれないし、スーパーモデルとパリのカフェで軽くランチを食べてその後は・・・な世界かも知れない。(何を妄想しとんじゃ!)
一方、サットバ100%の存在となりプルシャの海にぷかぷかと浮いているかもしれない。(一体、何を妄想しとんじゃ!)


あとで自分で読んだときに未来の自分にわかってもらえるように。
と、ここまでが少々長いが前置き。

毎日、通勤しているといろんな人に出会う。
最近、わしにわざとではないかと思うほど激しくぶつかってくる男に何回か遭遇している。
一度は耳にかけていたイヤフォンが外れるほど激しい体当たりだった。あまりに激しくて一瞬声も出なかった。出ていたら「痛えなこんにゃろ!!」と言っているだろう。そのどびきり無礼な男の後姿をみてなんであんな男がわしの世界に登場するんだろうと考えた。

中年で風采も上がらず、昔はスポーツマンでそれなりにもてたかもしれない。今も同世代の男よりは体力があると自分だけでは思っている。でも、女房殿をはじめ周りの人間たちからはメタボの鈍そうなおっさんと思われている。どうせ世間は俺のことなんてわかっちゃいねぇんだと世の中のせいにしてはみたものの不満はつのるばかり。そこにスマートにスーツを着こなす同年輩の男が颯爽と現れ電車に乗り込もうとしている。「お前なんかには負けねえぜ!」と一人思うが喧嘩を売る理由も度胸もない。なので自分の強いところを見せようとガツンとぶつかってきた。でも、頭に来られて喧嘩になるとやばいのでさっさとその場から立ち去る。

なんだよ。
本当にわしの分身じゃないか。
いくつか隔てたパラレルワールドならわし自身がこの中年男だったのかもしれない。
改めて書き起こしてみるとますますこのゲーム面白いなぁと思う。


この男ほどではないが最近わしにぶつかってくる人がすごく多い。全員男でだいたい30代から50代の勤め人という風情。
世の中の不満があるとか、わしのことが気に入らない、ただ単に急いでるだけと理由はいろいろだろうが何か必然があってわしにぶつかってくるんだろう。

一方、細く長くとびきり脚の綺麗な女性が現れる確立も同じように高くなっている。
それもミニスカートやショートパンツ姿なので一目瞭然に綺麗な脚の持ち主とわかる。女性の脚が好きな男性は多いと思うが好みはそれぞれでちょい太目がいいとかモデルのような脚にはそそられないとかあるようだけど、現れる女性はわしの好みの脚を持っている。
$らくがきらぼんば

人に平気でぶつかってきて何も言わずに立ち去る無礼極まりない男ととびきり綺麗な細長い脚の女性の関係性はわからないが、なんだか無関係ではないような気がする。

とびきり無礼な男にぶつかられ喧嘩になりぼこぼこにされたら、綺麗な脚の女性とどんな出会いが待っているのか怖くもあり楽しみでもある。

♪My world is our world
And this world is your world
And your world is my world
And my world is your world is mine♪

今は一人欠けてしまったビージーズのマイワールド♪
http://youtu.be/y2XqO7Cu3Gk