レクリエーションと盆踊り
わたしたち、盆踊り沼にどっぷりはまってしまって抜けなくなってしまった部族にとっては、盆踊りは夏だけの季節モノではありません。
1年を通して、盆踊りを求めて民族大移動を繰り返しています。
盆踊りは諸説あり
仏教行事である盂蘭盆会が起源ではないかと言われている説があります。家々にご先祖様をお祀りすることが少なくなった現在、仏教的な意味合いが薄まった為、地域のコミュニティの場として、人と人が集う夏の一大イベントとなってきたのではないかと考えられます。しかし、今では、都市部はますます地域内のコミュニティがなくなり、集落では過疎化が進み、コミュニテイを形成するバイタリティがなくなってきているのが、現実です。
平成、令和時代の高齢者が過ごしたお盆
お盆になると、帰省し、親戚が集まって、花火や精霊流しなどのご先祖様の供養を行ってきました。夕方になるとおばあちゃんが孫たちに浴衣を着付け、
おじいちゃんたちは、お祭りの準備やすでに飲み会がはじまります。
地区の役員をやっていた方もおられるでしょう。
お盆はお正月と並んで待ち受ける祖父母一家には嬉しい反面、非常に忙しかったと聞きます。
その為、高齢者施設では、食事を食べる行為や服を着る行為などの日常生活において、普段から行っているはずの段取りを組み立てたり、方法を考えたりする脳の機能がすでに喪われている認知症や高次脳機能障害の方も施設で提灯をぶら下げはじめると積極的に準備を手伝おうとしてくださります。
季節感を演出することは、意欲がなくなり、自宅で引きこもりがちになっていたり、身体が不自由で外出したくてもできない障害者や高齢者にとって生き甲斐や役割を持ち、生活を活性化するためには、非常に重要かつ有意義なことだと感じます。
(ピング)
