2024年1月6～7日、東京・赤阪で第29回日本臨床エンブリオロジスト学会が開催されました。
この学会は胚培養士（エンブリオロジスト）が中心になって行われる国内唯一の学会です。
初日は胚培養士の技術・知識向上のためのワークショップとセミナー、2日目は学術集会が行われました。
ワークショップには当院の胚培養士が講師として招かれ、
11名の受講者の方々にPGT-Aバイオプシーの実技講習を行い、
また、自施設で新規にPGT-Aを開始する際の注意点等をお伝えしました。
過去の記事（着床前診断に必要な技術 -バイオプシーとチュービング-）でもお伝えしたことがありますが、
PGT-Aバイオプシーでは非常に繊細で高度な技術が求められます。
当院のYoutubeチャンネルではわかりやすい動画を紹介しています。
現在のところPGT-Aは保険適用になっていませんが、
反復不成功、反復流産、均衡型染色体構造異常をもつ患者様を対象に当院でも実施しています（自費診療となります）。
詳細は当院サイトをご覧ください。（https://www.sawadawomens.com/pgt-a/）