前の投稿にも書いたように大学院を卒業した時点で、私は就職が決まっていませんでした。ボストンの企業で日本語を教える以外には仕事もなく、翻訳の仕事も決まりそうになったのですが、最終的に永住権を持っている別の女性に決まってしまいました。けれどボストンに残っていたおかげで、秋になって急に人員が足りなくなったということで、世界で最も優秀だと言われている大学で日本語を教えることができました。その大学からは短期のビザも出してもらえました。当時はその職種で、最長8年まで勤められる制度だったのでこれでしばらくは安定できると思っていたのですが、1年間で別の大学に応募しなくてはいけなくなりました。
その当時は悔しさと絶望感で、毎日のように泣いていました。でも負け惜しみではなく今になって「あの時、次年度も採用され、何年間かあの大学に勤めていたら、その後も同じような大学で教え続けられたかもしれないけれど、今のように研究を続けることは不可能だったので、あの時継続採用されなくてよかった」と心から思っています。
先日、日系人投資家の方と話す機会があり、彼は80年代にご両親にアメリカ東海岸の私立大学(IVYリーグの1校)を強く勧められたので仕方なく行ったけど、結果的にはそこで培った人脈が今のキャリアにとても役立っていると言っていました。私もレベルは違えど、アメリカの大学院時代に知り合った人脈を今も大切にしているので大学の選択って大事なんだと思いました。
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