私はかれこれ30年以上、アメリカの大学(院)に籍を置いていて、これまで数々の学生から自分たちの大学受験準備や合否の話を聞いてきました。

 

私の場合、自分自身は私立大学で学位を取ったのですが、最初に留学した大学院は州立の大学で(おそらく)とても簡単に入学できたのだと思います。そこで基礎的な力をつけて、私立大学に進学したのはとてもよかったと思っています。

 

現在は州立大学に勤めていますが、同じ分野の先生方との交流があって、他の大学の学生さんの様子やオファーされているコースについても知ることができます。

 

とはいえ、現在の大学の受験のシステムや合否結果の通知については、州によって、大学によって、あるいは学部によってまったく違うので、他の人の経験を聞いても「へ〜 そうなんだ」と妙に納得してしまいます。

 

以前にスポーツ推薦(アスリート枠)で私が勤務している大学に入学が決まった学生さんは、高校3年=11年生(アメリカは高校4年=12年生まで)の時にすでに大学のコーチが高校にスカウトに来て、合格を確定してくれたと言っていました。他にも特別枠で早いうちに合格を確約されたという人の話は聞いたことがあります。

 

それ以外に他州の州立大学の場合には、州内の高校に先に合否を伝える制度があるということも聞いたことがあります。でもそれも特別枠(ダンスとか音楽とかなどで実績を認められた人)で、ただ単に成績が優秀なだけではこのような選抜をしてくれるわけではないと思っていました。

 

NMSQTというシステムは、11年生の時にPSATというテストを受けて高得点を取ると12年生の5月くらいまでにThe National Merit Scholarship Program に参加できる資格が得られ、ここでまた高成績だと特別なスカラシップ(奨学金)がもらえたり、大学からスカウトが来たりします。それ以外にもPSATやSATである一定の点数を取るとさまざまな大学から「あなたの成績なら合格できる確率はこれくらいですよ」というメールが来たりします。

 

最近、よくSNSに日本人の方の投稿が日本語で流れてきます。別にFollowしているわけではないのに勝手におすすめに出てくるんですけど、ほとんどは面倒なので読まないでスルーしています。でもなぜか繰り返し同じ人の投稿があがってきます。

 

その方はお子さんが高校12年生ですでに複数校から合格通知をもらい、もうどの大学に行くかを決めたとのことです。そしてその大学の入学金(?)は高校が全額出してくれたと書いてあったので、一体 どのような仕組みだとそのようなことになるのか私にはどう〜しても理解できません。収入の額によってはApplication FeeがWAIVERになり、払わなくてもいい場合もあるし、先に払うデポジットも大学の奨学金のパッケージとして払わなくていい場合もあるんでしょうけど「高校が払ってくれる」というのは聞いたことがないので、今度 その州から来た学生に仕組みを聞いてみたいと思っています。

 

そして行くことに決めたと書かれていた大学なんですが、まだ来年度の募集がEarly Actionでもはじまっていないので、何か本当にみんなが知らない特別枠があるのかもしれませんけど勝手に疑っちゃっている私です。

 

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