70年代に青春を送った人は「アメリカンロック」が大好きでイーグルスの「ホテルカリフォルニア」なんて大好物だと言います。
私はその世代から若干 ずれているのですが日本にいた時にアメリカから来るミュージシャンの通訳をしていたこともあり、いわゆる大御所のアメリカのミュージシャンの音楽をずいぶん聴きました。
その世代の人にとっては ピンクの建物とパームツリーのコンビネーションが美しいビバリーヒルズホテルは特別な存在でしょう。
私はロサンゼルスに住んで24年も立つのに、ビバリーヒルズホテルにはまだ二回しか行ったことがありません。その二回はロサンゼルスに住み始めた最初の数年で、もう20年以上足を踏み入れていないことになります。
ビバリーヒルズホテルに初めて行ったのは自分の母校(ボストンにある大学)の同窓生のイベントでした。私はアメリカの私立大学に行ったので各州の同窓生のイベントが盛んで、ロサンゼルスに引っ越したばかりの頃は知り合いもいなかったからこういうイベントによく行きました。おそらくそのホテルのマネージメントに関わっている人が同窓生の一人だったのだと思います。
2回目の訪問はルイヴィトンのイベントでした。私はロサンゼルスに引っ越してすぐ、叔母の紹介でルイヴィトンのロデオドライブ店の人と知り合い、数年間はまるでVIPのような扱いを受けていました。今もイベントに呼んでもらえますが以前のような豪華なVIPイベントにはお声がかからなくなりました。
そんなこんなでまだ2回しか行ったことがないこのホテル 先日思い切って「写真だけ撮らせて」と言ったら快く許可が出ました。