私の父は70年代に中国と香港に赴任した時期があったので、飲茶のメニューには詳しかったです。まだ日本にあまり飲茶のお店がない頃からなぜかエビ焼売やちまきを買って来てくれました。
アメリカに移住してからはどの街にも中華街があり、ハワイやボストンやニューヨークでも美味しい飲茶のお店を見つけて行きました。ロサンゼルスに来て最初の数年はわざわざ中国人が多く住む地域まで中華料理を食べに行っていました。
夫があまり中華料理や韓国料理やアジアの料理が好きではないので、結婚してからはほとんど行かなくなりました。
娘も好んで中華料理や韓国料理を食べようとはしません。でも私は時々無性に飲茶が食べたくなります。
今日は珍しく夫が「飲茶が食べたい」と言ったので、家の近くのレストランにテイクアウトの注文に行きました。
平日の中途半端な時間とはいえ、お客さんが全然いなくてちょっと心配になりました。
でもテイクアウトメニューを選んでいる間に次々とデリバリーのピックアップの人が来たので、みんな持ち帰りで家で食べるのでしょうね。
何気なくメニューを見ていて気づいたのはコロナ前の倍の価格になっていること。前はエビ焼売や肉まんは$4〜5だったのですが、今は一番安くても$7.99 です。4−5皿頼んだら $40近くで3人の軽食でこの値段は...と 特に日本から帰って来たばかりなので思わず「高くなったね」と店の人に言ってしまいました。
お店の人は
でも量はダブルになったよ!
と自慢げに言いました。確かに持ち帰って見てみたら、焼売も肉まんも大きくなっていたように思います。
アメリカ人サイズにしたのかな。
というわけで、確かに量を考えたら2−3皿で十分で、5品も頼んじゃったからまだ半分くらいしか食べられていません。
飲茶は少しずついろいろなものが食べられるから楽しいのであって、量を多くしてくれなくてもいいんですけどね〜。