日本にいる友達や親戚と連絡を取り合っていると感覚のズレを感じることがあります。おそらく時差も大きく関係しているのだと思いますが、返信の仕方とか言葉選びにも気になることが多くなってきました。

 

私の友人が私の前で電話を取って誰かと話している時に あまりのそっけなさというか冷たい口調に驚いたことがあります。それは施設に入っているお母さんからの電話でした。「今 友達がいるからあとにして」と割ときつめの口調で言っていました。それでもお母さんは何か言っていたようで「だから あとで電話するから。ヘルパーさんに電話渡して」と言って(おそらくヘルパーさんに電話を渡そうとしている間に)電話を切っていました。私は申し訳ない気持ちになって「私はかまわないからお母さんと話してあげて」と言ったのですが「いいの 毎朝のことだからキリがないのよ」と言っていました。

 

この経験だけではなく日本にいる友人の何人かとLINEのやりとりをしていると必ずと言っていいほど「私はこれから____があるので、しばらく返信できません」とか「今日は______するので、あとにして」というような返信がきます。その人たちはすでにリタイアしているか、もともと主婦だったか、今はフルタイムで定時に仕事をしているという人たちではありません。つまりフツーの仕事人のように暗黙の了解で平日の9時〜5時はプライベートなやりとりはできない...というわけではないのです。だからこそ「いつでも返信可能だろう」と思われたくなくて、こういう書き方をするのかもしれません。

 

LINEに比べるとメールはいつ読んだかがわかりにくく またいちいち短い返信をしなくていいので、案件をまとめて書いてゆっくり読み直してから送り合うことができます。メールのやりとりに慣れている私はついついLINEでも長い文を書いてしまいがちですが、スマホひとつで隙間時間に読んでいる人にとっては「あとでゆっくり読みます」となってしまうのもわかります。

 

日本人は「自分は忙しい」アピールが好きなように感じます。特に(こう言ったら語弊があるかもしれませんが)他人から見たら自由時間がたっぷりありそうな主婦や退職後の人に限って「忙しい」とか「スケジュールがつまっている」アピールが強い気がします。これは私だけかもしれませんが、相手に対して「私 忙しいの」と言うと暗に「忙しいからあなたとの時間は取れません」と言っているように感じます。

 

だからこそ「私のために時間を取らないでね」というつもりでメッセージを送ると「明日は忙しいから今日やっておくね」的な返答が来て「いえいえ 忙しいならやらないで」と言うと「大丈夫 今日なら時間があるから」といった返答があり、このやりとりでまた時間を使っているかと思うとなんだかやりとり自体が面倒になることもあります。こういうズレってやっぱり生活環境から来るのでしょうか。

 

ちょっと話は変わりますが、海外へのお土産は免税店だと割高というイメージがあるようですね。

でも忙しいビジネスパーソンや空港から遠い地域に住む人にとってはここで買い物するのが一番効率がいいような気がします。

 

 

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