私が日本一時帰国をする時はたいてい娘と一緒で、娘が小学6年生までは毎年日本の小学校に体験入学をさせてもらっていました。娘が小学校に通っている間に私は東京で仕事をしたり、日帰りで買い物に行ったりしました。
つまりコロナ前は娘中心の一時帰国だったわけです。今回は娘の留学生試験受験がなければ、私はひとりで帰国しようかと思っていました。娘は日本の大学への進学を希望しているので、もしかしたら今年がアメリカで過ごす最後の夏になるかもしれません。だったら無理して日本に行かなくても...と思っていました。
結局、一緒に帰国して日本中を廻っているのですが、昨日は別行動で私は日本の小学校に仕事で行きました。
この小学校は英語に特化した特別なプログラムがあり、4年前から関わっています。毎回授業参観をして、先生方の準備のよさや子どもに対する情熱に感動します。
別にアメリカの初等教育がよくないと批判するつもりはないのですが、日本の小学校の先生のきめの細やかさ、仕事量、そして何よりも熱心さはアメリカの教員には真似できないと思います。
そしてそこで生き生きと日本語と英語を話しているお子さんを見ていると、自分の娘にもこういう経験をさせてあげたかったな〜と今さらながらにアメリカで子育てをしたことを後悔してしまいました。
そうは言っても「となりの芝生は青い」という諺のように日本にずっといて子育てをしていたら、アメリカのぬるいリラックスした教育環境がうらやましくなったのかもしれませんね。