今から6年前の1月に「バイリンガル育児で12歳までにやってよかったこと」を書きました。

 

現在17歳と10ヶ月の娘の言語習得を振り返り、今の娘が形成された過程でこれはやってよかったと思うことをまた書いてみようと思いました。
 
現地校でも日本語補習校でも小学校低学年のうちから「読書」が推奨され、毎週図書館で本を借りるような取り組みがありました。
 
小学校1年生の時に通った補習校は図書カードがあって、たくさん借りている子は賞がもらえる仕組みがあったように記憶しています。親が借りても数に数えられるようで子供が賞をもらえるように一生懸命本を借りている保護者の方もいました。
 
毎回、昼休み後にクラス全員で図書館(というか仮設コンテナ)に行って本を借りるのですが、ぼーっとしている娘は自分が借りたかった本を他の子に先に借りられちゃったりして、なかなか好きな本が選べなかったようです。また他の子が「そんな本を借りるの?」と口出ししてきたりしたようで、補習校で本を借りるのがそんなに好きではありませんでした。
 
現地校の図書館はとても充実していてきれいで新しい本がたくさんありました。娘はAngelina Ballerinaというバレエのお話の本が大好きでした。
これはシリーズになっていて、娘が2−3年生の頃、毎月 新しい本が図書館に入ってきたのでいつも図書館から借りてくるのを楽しみにしていました。
小学校2年生から6年生まで通った日本語補習校は、1−3年生がひとつの校舎で4年生以降が借用校(アメリカの学校の校舎を土曜日だけ借りる形式)でした。娘が5年生の頃、1−3年生が使っている校舎に大きい図書館+イベントスペースができて、たくさんの本が入ってきました。その図書館の本は日本政府の補助金で作られたようで遠隔地の学校や生徒さんも貸し出しができるシステムになりました。娘は中学から、また別の補習校に通い出したのですが、本だけは小学校2年生から6年生まで通った日本語補習校から借りたりしました。
 
こうして現地校でも補習校でも新しくてきれいな本を借りられたのと、私の勤務大学もたくさんの日本語の本(特にマンガ)があったので、読みたい本がいつでも手に入る環境にありました。
 
何度か書いていますが、文字の習得を焦らせなかったこと、本当に本を読むのが楽しくなるまで無理強いしなかったのが結果的には両言語のリテラシーを向上させたのではないかと思っています。
 
我が子が幼い頃、本を読ませることについて他のママとぶつかった話はこちらです。
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