今から6年前の1月に「バイリンガル育児で12歳までにやってよかったこと」を書きました。
現在17歳と10ヶ月の娘の言語習得を振り返り、今の娘が形成された過程でこれはやってよかったと思うことをまた書いてみようと思いました。
我が子は日本語でも英語でも人前で堂々と話すのが苦手です。そして日本語でも英語でも言い淀むことがよくあります。
話すよりは書く方がずっと得意だと思います。
これはアメリカではまったく重視されませんが、手書きの文字がきれいです。最近 Chat GPTなどを使ってレポートを書いたりすることを防止するために手書きでかなり長いレポートを書かせる先生もいるようですが、娘はあまり苦にならないようです。
ただ発表の台本やレポートを書く時、独自の方法があるようで、一見 ボーっとしているようで書き出すとすごいスピードで一気に書きます。
私は幸い アメリカの大学院でたくさん論文を書かされて、いつもネイティブスピーカーに添削してもらったおかげで、娘の英語のライティングくらいは見てあげられると思っていました。
でもスピーキングに関しては幼い頃からずっと学校任せで中学受験の時の面接も私達両親は何も手伝ってあげられませんでした。
アメリカにいる新2世の日系人の子供は、我が子のように家での英語のサポートが限られてしまいがちですが、私達はいつも子供の英語を褒めてきたので、自己肯定感が上がって自信がついたのだと思います。
そしてバイリンガル子育てで成功したと思う事は娘は私や夫や日本の親戚や知り合いの英語を決してバカにしないこと。様々な移民が集まるロサンゼルスで多様な英語を聞いて育ったのがよかったんだと思います。