本当に信じられないことですが、災害時に犯罪が急増するアメリカ
では日本や他の国で同じことが起きないかというとそうでもないんですよね。
 
大学生の時、交通事故にあいました。飲酒運転のクルマが突っ込んできて友達のクルマにぶつかりました。窓ガラスが割れて私は顔にちょっとだけ傷を負いましたがそれ以外は無事でした。運転していた友人は無傷で110して、警察がすぐにきてくれました。私たちはふたりともクルマを置いたままパトカーに乗って警察に行きました。
 
その翌日、友達のクルマからかなり高級なカーステレオが盗まれていたと聞きました。東京のそれほど治安が悪くない住宅地でクルマがひと晩放置されていただけでカーステレオを盗む人がいたのです。
 
私はアメリカに来て30年経ちますが、まだ一度も窃盗などの被害にあったことはありません。夫は数回、クルマから貴重品を盗まれているし、家のガレージからロッカーごと工具などを盗まれたこともあります。夫曰く「ピックアップトラックやSUVにふだんから荷物を入れていると狙われやすいのかもしれない」ということです。
 
今回の山火事でも焼けてしまった家や避難している留守宅にどろぼうが入っていると言う記事を読みました。それで「やっぱりアメリカは...」ということを書いている方もいるんですが、アメリカでも日本でもどの国でも場所によって犯罪の頻度って違うんじゃないかなと思います。
 
もうひとつ話題になっている避難時のペットの置き去り。今回の火災の避難命令は平日の昼間に発動した地域が多くありました。家族全員が外に出ていてペットだけが家に残っているという家も多かったし、家族は旅行中でペットシッターを頼んでいた家もあったと思います。避難命令が出ると解除されるまで家にもどることはできません。消防隊員が火の中からペットを救出したり、数日後に廃墟の中からペットが飛び出して泣いて喜んでいる飼い主の姿がニュースで報道されると必ずと言っていいほどアンチコメントが入っています。
 
こんな時、人それぞれの状況を知らずに「ペットを置き去りにするなんて」みたいなことを書く必要はないんじゃないかと思うんですけどね。
 
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