ロサンゼルスに20年以上も住んでいて、教育関係の仕事をしていると何となくこの界隈に住んでいる日本人をほとんど知っているような錯覚に陥ることがありますが、私がロサンゼルスに引っ越してきてから知り合った日本人はせいぜい500人くらいだと思います。
 
500人のうちの300人くらいは自分の教え子として知り合ったというか関わったお子さんと保護者の方で、残りの200人くらいのうち、仕事関係で知り合った人が7-8割くらいで、プライベートで知り合い今もロサンゼルスに住んでいる人はせいぜい40人くらいかなと思います。私の子供は日本語補習校に通ったので日本人のご家族とけっこう知り合いになれましたが、知り合いの多くはすでにロサンゼルスに住んでいません。
 
私は日本語と英語のバイリンガル習得を研究しているので、ロサンゼルス地区に住む日本人の親を持つ子供のリサーチデータを収集してきましたが、ほとんどは顔を見たこともない、名前もわからない(ようにしている)人たちなので、学校名や年齢がわかっているだけで当然、どこに住んでいるかや親が誰なのかもわかりません。
 
外務省が出している海外在留邦人数調査統計によれば、ロサンゼルス地区には約6万人の日本人が居住しているそうです。以前におこなったリサーチでアメリカの国勢調査のデータを元にどのロサンゼルスのどの地域に日本人(日本語を家庭内言語として登録している人)が住んでいるかを調べたことがありました。私が住んでいる地域(同じZIP CODE)に住んでいる日本人(あるいは日本語話者)は数人でしたが、その方々にも会ったことはありません。
 
娘が通った小学校(現地校)には日本人の保護者は5−6人しかいなかったです。1年だけ通った公立小学校にはひとりもいませんでした。現在通っている中高には日本人の保護者は10人以上いるようですが、1人か2人しか面識がありません。
 
つまり私が知っている在ロサンゼルスの日本人の数は全人口からしたら非常に少数だと言うことです。だから今回、多くの日本人の方が「私の知り合いが火事の被害にあった」とか「私の知り合いの家族の家が全焼した」と言うのを聞いても、6万人も日本人がいるんだから、その地域に住んでいる人がいるのは当然だと思います。
 
もしふだんは連絡を取っていない遠い親戚や「ロサンゼルス」に住んでいることは知っているけれどどの地域かがわからず、その方々の安否が知りたい場合には日本国領事館に問い合わせることもできます。もう24年も前のことですが、9-11が起きた時、1ヶ月前にボストンからロサンゼルスに引っ越してきた私は、ほとんどの知り合いに「ロサンゼルスに引っ越す」とだけ伝えていました。何人かの友人が心配してメールをくれましたが、領事館からも職場に電話が来て「安否確認の問い合わせがありました」と伝えられました。ロサンゼルス在住の日本人で「住所を教えてくれたら様子を見に行ってあげる」というポストをしていた人がいましたが、どうしても知り合いの安否が気になるなら領事館に問い合わせるのが一番いいと思います。
 
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