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先日、日本語能力試験(JLPT)の会場に数時間いた間に、受験者が外に出てきていろいろなことを言っているのを聞いたり、待っている人たちが話している会話が聞こえてきました。

 

アメリカに住んでいる日本人の人でよくあるのが、けっこう大声で話していても周りの人は自分の日本語を理解していないから大丈夫だと思っちゃうことです。

 

私の近くで話していた女性のグループはお子さんたちが試験を受けにきていたようでした。それにこれは日本語の試験会場なのだから日本語が理解できる人が大勢いるはずですよね。

 

それでも試験が始まると会場の外は閑散としていて大声で話していても聞いている人もいないような雰囲気でした。

 

私も聞き耳を立てていたわけではありませんが、自ずと日本語はよく聞き取れちゃうんですよね。

 

そのお母さんグループのひとりが「ウチの子は日本語が大嫌い。かといって英語ができるかっているとそうでもなくて、よく現地校の先生からメールが来るのよ〜。補習校をやめないと現地校の宿題の時間がないって言うけど結局補習校の宿題だってやってないし。でも先生が『日本語やめたらどうでうか。』っていうの〜。だからこのテスト受かったら(補習校)やめていいって言ったのよ。」と言っていました。そのお子さんが何歳くらいでどのレベルを受けているのかなど全然わかりませんが、日本語大嫌いなお子さんが補習校に行き続けているのはつらいですよね。でもその状態で試験を受けて たとえ合格しても時が経つと日本語力が落ちちゃうんじゃないかな〜と他人事ながら心配になってしまいました。