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私の周りにいる日本人の方の多くは、日本で大学を卒業してからアメリカに移住した人たちです。中にはご両親の代からアメリカに移住した新2世の方もいますが、その人たちは自分を「日本人」だと言わないし、実際、私も日本人同士として接していません。
 
私が結婚前から仲良くしてもらっている日本人女性で今もお付き合いがある人たちのほとんどがアメリカの大学院を卒業して、自分のキャリアを通して永住権を取得したかアメリカ人と結婚したけれどその前から就労ビザを得てアメリカの企業や教育機関で働いていた人たちです。
 
私も含め、アメリカの大学に大学院から入った日本人はアメリカの大学受験のシステムには詳しくなくて、自分の子供が受験する頃になってやっと周りの人や子供からの情報で受験制度や奨学金の制度を習う感じです。
 
たいていの場合、日本人は日本人同士のコミュニティがあって、先輩ママから聞いた話やいわゆるネットコミュニティに載っている情報で「アメリカの大学受験」について学びます。それが一般的な情報で自分の状況と合致していれば問題はないのですが、様々な理由から真実を語らない人もいると思うので、そういう情報を鵜呑みにするのはちょっと危険だなと思うことがあります。
 
例えば「アメリカの大学は高すぎて例え合格しても通わせてあげられない」と言っている人によく会うのですが、高すぎる大学(IVYリーグなど)はそれだけ資金力もあるので、合格すれば州立大学より高額の奨学金が出ることが多いです。
親の資金力によって額が変わる奨学金の場合には、収入によって金額が決まるのでどの大学に行こうとも同じ金額の場合が多いです。そうなると州立大学なら全額カバーされるけれど私立大学だと半分くらいしかカバーされないということになります。私立大学(IVYリーグなど)は独自の奨学金プログラムを持っていて連邦政府に申し込む奨学金(FAFSA)と合わせていくらまで出すというお知らせが合格通知と一緒に来ます。こういう情報は親である自分の収入(資金力)や子供の学力など非常にセンシティブな内容だから、あまり公開したり知り合いに話したりしないんじゃないかなと思います。
 
また時々、日本人の方で「私はなんにもわからなかったんだけど、子供が全部自分で大学の申し込みをして奨学金も確保してきた」と話している方に会います。この場合、親御さんがお子さんに納税書類を渡してお子さんが連邦政府に申し込む奨学金(FAFSA)の申請用紙にすべて必要事項を記入したという意味なのか、合格通知とともに奨学金というか学費免除の割合が出ていたと言う意味なのかがわかりません。さらに日本人の方が言う「奨学金」というのが、成績優秀者に出る返還しないでいい報奨金のようなものなのか、学内で仕事をすることが条件のものなのかがわかりかねるので、あまり突っ込んで聞くこともできず「あ〜 そうですか。」と流すしかないことが多いです。
 
さらにわからないのが「XX大学に合格したけれど、お金がないから行かせられなかった」という方。まずその方はかなりの収入(資産)があるから連邦政府からの支援は受けられないということですよね。これがほどんどの有名私立大学だと不動産などの資産は除いて、過去3年間の収入の平均が$250,000以下だと合格した時点で学費は免除になるので、年収3750万円($1=150円計算)ある人が、年間1000万円の子供の学費と生活費を出しても残りの2750万円で生活していけるだろうと考えて大学が奨学金(学費免除)を出さないのは妥当だと思いませんか。行かせられなかったXX大学が公立大学で、州外から受験すると確かに私立大学と同じくらいの学費で免除になる額は低いので難しい場合もあるでしょう。でも州外からでも通わせたい公立大学はその州の物価や平均年収と納税額が高い州にあることが多いので、逆に物価が高い州に住んでいないのに年収が年収3750万円($1=150円計算)もあったら、子供一人の学費を年間1000万円払ってもかなりいい生活ができるんじゃないかと思います。
 
...と私は勝手に思い込んでいるのですが、実際 自分の子供が大学受験をしたわけではないから、どんな条件で合格がもらえるのかもわかっていません。
子育ても大学受験もみんなそれぞれ違うんですよね、きっと。でも私もたったひとりの娘が経験したことだけで「ウチがこうだったからみんなそうに違いない」と思い込んでしまう気がします。