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ロサンゼルスに引っ越してきてから出会った日本人の中に労働ビザを持っていないけれど働いている人が少なからずいました。何年も語学学校に籍を置いていて、合法にアメリカに滞在はできるものの、働いてはいけないはずなのに「週20時間までは大丈夫なんだ」と言っていた人もいます。私はロサンゼルスに来る前は大学院生で、学内でなら20時間は働けたけど、卒業後にOPTを取るまでは学外では働けなかったのでカリフォルニア州は制度が違うのかな...くらいに思っていました。

 

最近は少なくなりましたが、ロサンゼルスの飲食店ではキャンパス外では働いてはいけない留学生を安く雇えるからといって働かせてお給料を現金であげたり、エージェントのような元締めの人にお給料をあげて、元締めが何%かをひいて留学生に払ったりしている例もありました。

 

ちょっと前に知り合いのレストランのオーナーさんと話していたら、私の知り合いのお子さんがそのお店でバイトをしていたことがわかってビックリしました。そのお店にボーイフレンドだか男友達だかが勤めていて、その子にバイト代を払ってくれればいいからということで、働かせてもらっていたようです。ただ遅刻や無断欠席が多くてもその店の従業員経由じゃないと直接の連絡先がわからず、最後は来なくなったと思ったら日本に帰っていたというのを聞いてお店のマネージャーさんは苦労しただろうなと思いました。

 
そのことを知り合い(そのお子さんのお母さん)に話したら「なんかアルバイト先の人があなたの知り合いだったって言っていたから安心していたんだけど、本当はアルバイトしちゃいけなかったの?」と驚いている風でした。
 
今は円安で子供をアメリカに留学させるのはたいへんだと思いますが、安易にアルバイトしても大丈夫なんだと信用せずに、お子さんのステータスとか留学の条件をきちんと把握しておく必要があるんじゃないかと老婆心ながら思ってしまいました。