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私の母は、父の養母と30年間くらい同居していました。母は私が「おばあちゃん」と呼んでいた父の養母とあまり仲が良くなかったのですが、都内の一戸建ての家に住むためにずっと我慢をしていたと言っていました。

 

母は倹約家だったので、その家の2階を下宿にして家賃収入も貯めていました。そして貯めたお金で30代で長野に小さな別荘を建て50歳になる前に実母のために私たちが住んでいた家の敷地内に家を建ててあげました。

 

私は自分の家に2人の祖母がいた時期、ほとんど祖母と一緒にいた記憶がありません。ちょうど高校から大学にかけての時期の数年でした。

 

私の父方の祖母(父の養母)がなくなってから、数年で父が大病をして 母は10年以上看病をしていました。相当なストレスがあったと思います。

 

それでも母は自分が仕事を辞めるという選択はせず、退職金をほどんど満額、自分の生命保険に使いました。父が若い(40代後半)で大病をして保険に入れなかったので自分に何かがあった時、家や財産を遺したいという気持ちで保険に加入したのでしょう。

 

私は母と違って散財ばかりしているので、子供に遺せるものは限られているのですが、幸い いい個人年金制度に加入しているので老後の心配はないし、子供に経済的な負担をかけずにすみそうです。

 

そして今回、1ヶ月ほど義実家に滞在し、自分の老後を考え、夫に経済的に頼らず生きていく基盤をしっかり作ろうと思い直したところでした。