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現在高校生の我が子は小学生の頃、日本に来て誰かがカタカナ英語の発音をするとそれを英語ネイティブの音に言い換えるクセがありました。

 

例えばアイス 

 

「アイス食べる?」と聞かれぼーっとしてると「アイスキャンディー食べる?」とか「アイスクリーム食べる?」と知り合いが言い換えてくれました。そうすると

 

Oh Icecream!

 

のように英語発音で言い換えるのです。親戚や私の仲がいい友人ならいいのですが、あまり親しくない方だと失礼になるんじゃないかとハラハラしました。

 

それは娘にとっては自分の知っている音に言い換えることで理解する大事なプロセスだったのですが、バイリンガル研究をしていた私でもそのことに気づかず「ダメよ。そんなことしちゃ」と止めてしまったこともありました。

 

そのせいか、娘は日本人の英語の発音や間違いを他人に指摘したり、バカにすることはしなくなりました。

 

昨日 北陸新幹線に乗った時、乗務員の人が英語でアナウンスをしていました。日本語とまったく同じアクセントというか抑揚で英語を読んでいるのと語尾の母音が強いのでまるで日本語のように聞こえます。私が

 

すごい英語だね。

 

というと娘が

 

え? 今 英語だった?

 

という反応。もはやネイティブの耳には英語に聞こえないんですね。京都や東京の観光地の英語の看板のスペルの間違いや変な英語表現をそっと写真に撮って、友達に見せているみたいです。娘は日本語も読めるので間違いにすぐ気づきますが、友達は「何 これ?」という反応のようです。音声ガイドの場合も、母語話者が聞き取れなかったり、間違っていて通じないと困りますよね。AI翻訳に読み上げ機能もあるのでそれを利用した方がいいんじゃないかな、と思いました。