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日本に一時帰国して最初の週は、娘の大学見学につきあいました。「つきあった」というか私がオススメの学校にツアーの予約を入れて一緒に行ったので、どちらかと言うと娘が私につきあった感じです。

 

私はアメリカの大学に勤務しているので、日本にもアメリカにも大学の先生の知り合いが多いのですが、先生と知り合いだからと言ってその大学に入りやすくなるわけでもないし、情報を共有してもらえるわけでもありません。

 

実際、私は自分が勤務している大学の入試要項をまったく知らないし、アメリカの大学のどこが娘に合っているのか、果たして希望通り、日本の大学に行かせてあげるべきなのかもあまりわかっていません。

 

だから本人が自分の目で見て判断するのが一番いいと思いました。

 

日本に来て3日目に「喉が痛い」と私が言ったら、買い物に行ってくると友人のゲストルームを出て「龍角散タブレット」を買ってきてくれました。前の日のタクシーの中の広告を見て知ったそうです。

 

次にひとりでコンビニに行った時、レモンとはちみつのキャンディを自分のNANACOカードで買って私のバッグに入れてくれました。

 

そして、翌日から5日間、私は仕事で日本を縦断し、その間、高齢の義父の世話をしながら事務処理や病院の付き添いさんへの支払いなどをしっかりやってくれました。

 

そんなの17歳の高校生ならできて当然じゃない? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、アメリカ生まれ育ちで全然日本語ができなくて、日本にいる祖父母とコミュニケーションを取れなくなっている人や、日本にいて日本人でも家族と口をきかないなんて人がいる中、苦手であろう日本語で、一生懸命がんばっておじいちゃんのお世話をした娘は本当にいい娘だと思いました。

 

そして老人を狙った詐欺のような営業マンが訪ねてきた時「ペンキ」がわからず「天気」だと思い「天気屋」をGoogleで調べたら「Moody person (感情の起伏が激しい人)」と訳されて「そういう方を必要としていません」と断ったというので、夫と2人で褒め称えました。