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今月は日本の大学生と私の日本語のクラスを取っているアメリカの大学生が日本語と英語で交流をします。

 

日本の大学生は関東圏の大学と関西圏の大学で、どちらも英語に力を入れている学科の学生さん達です。

 

私の学生は日本語を習い始めて3年目の学生と 子供の頃から家庭で使っていた継承語話者と呼ばれるグループの学生です。

 

よく家庭に日本語母語話者がいれば、日本語はできて当たり前と思われがちですが、両親のどちらかが日本人でも家庭内は英語一本だと日本語が普通に話せるようになるのは至難の業です。

 

私の娘は小さい頃から、私のクラスの片隅に座っていたり、オフィスで私が学生と話している時、絵を描きながら待っていたりしました。

それだけではもちろん日本語は話せるようになりませんから、日本人補習校に行ったり 毎年、日本で体験入学をしたりしました。

 

現在、私が教えている学生の中で一番日本語力が高いのは、我が子のように幼い頃から、日本語でも学習し 日本に定期的に一時帰国し 家族とも日本語で話していた人たちです。もちろん高校生くらいから日本語を外国語として習い始めて とても上手になる人もいますが、やはり子供の頃から学習してきた人と比べるとちょっと訛っていたり、変な抑揚があって、聞きにくい日本語を話す人が多いです。

 

私は最近の日本の大学生はけっこう英語が上手になってきていると思っています。

私が大学生だった頃、ふつうにアメリカ人の大学生と話せる人なんて本当に少なかったと思います。

 

中にはまだ海外に行ったことが一度もないけど、学校や塾だけで英語を習って上手になった人もいてすごいな〜と思います。それでもやっぱり家庭や学校ででずっと英語を使っている海外子女に比べるとまだまだと感じでしまうので、語学学習は早ければ早いほどいいのかなと思います。