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海外で日本の70年代後半から80年代のいわゆる「ニューミュージック」と呼ばれていたジャンルがCity Pop と呼ばれるようになって、ここ10年くらいの間にアメリカで人気が出たというのは聞いていました。
竹内まりやとかユーミンとか大瀧詠一とか私の学生時代の流行りにドンピシャなんですよね。(ドンピシャって死語ですか?)
ただ私の場合、大学卒業後、音楽業界に就職したせいか、その後のいわゆるバンドブームとかニューミュージックに関しては ちょっと斜に構えてしまうと言うか「私 (このミュージシャン)知ってるのよ」的な態度を取ってしまうことがあります。
今日、アメリカの大学生に聞いた「好きな日本語の歌」は私にとって衝撃的でした。
一般的に「日本大好き」なアメリカ人で日本語を勉強している人が好きな歌は最近のアニソンかドラマの主題歌です。それに対して、日本にルーツを持つ継承日本語学習者は家族(祖父母や両親)が好きな歌を選ぶ傾向があり、けっこう古い歌を知っていたりします。
今日は日本にルーツを持つ継承日本語学習者10名に好きな日本語の歌」を1曲選んでクラスで発表すると言う授業をしました。これは同じように日本語を大学に入ってから学習している大学生にも課題として出しました。
継承日本語学習者が選んだアーティストは
宇多田ヒカル
杏里
松任谷由実
藤井風
キタニタツヤ
伊藤美奈子(これはちょっと驚き)
あいみょん
Kiroro
サカナクション
井上あずみ(トトロ)
でした。
私の想像の斜め上をいく選曲...そしてこれ以外にもみんなが好きなジャンルはCity Popで、カラオケでもよく歌うそうです。
けっこう私の青春時代に好きだった曲をカラオケで歌ったらウケるのかなと思ってしまいました。