昨日、私のママ友の子供達は「超」がつく天才やものすご〜く優秀な子が多いので「どこの大学に行くの?」という質問を聞きにくいと思っていた私がバカだったという記事を書きましたが、優秀であるが故に聞かれてもいないのに「〇〇大学合格しました〜」って言ったら自慢していると思われそうでいいにくいという悩みもあるようです。
 
またいくつもの大学に受かると「どの大学を選ぶの」と聞かれて面倒だから最終的に行く大学を決めて授業料も払って(あるいは奨学金をもらって)からみんなにいうようにしている家族も多いそうです。

 

 

私はIVYリーグの中ではコロンビア大学にしかない専門を選んだので、他の大学に出願することはありませんでしたが、一般的な専攻(エンジニアリングとかコンピュータサイエンスとか経済とか)だったら、たいていどこの大学でも勉強できるので、どうしてその大学を選んだのかが気になりますよね。
 
そして選択肢が多ければ多いほど、つまりいくつもの大学に合格すればするほど、どこにしようかという悩みが多くなるわけです。
 
単に大学のレベルだけでなくロケーションや校風やいろいろなことを考慮しなければいけないのでますます難しくなります。
 
そんなの最初から第一志望校を決めて、他の大学は「すべり止め」にしておけば簡単じゃないかと思うのですが、第一志望校は奨学金が70%だけど、もうひとつの大学は100% 第一志望校の自分が本当に行きたかった専攻は補欠で、その専攻に転部できる可能性があるという条件で合格したけど、もうひとつの大学は第一志望の専攻が確約されているなど、いろいろ複雑です。
 
また健康上の理由とか頻繁に実家に帰らせたい場合の交通手段とか、確かに日本より大学選びは難しいし、合格した後の条件が様々でこれまた頭を悩ませそうです。
 
前に我が子は「大きい階段がある大学がいい」と言ったという記事を書きましたが、そんな大学はいくつもあるし、実際 行ってみたら階段はなくてもいい大学だってあるでしょうし、何より 娘は「これを絶対専攻したい」という強いパッションがないのでさらに大学選びは難航しそうです。
 
そんな話をママ友としていたら「でも日本がいいという明確な希望があるからいいじゃない。ウチの子なんて『カリフォルニア以外の大学ならどこでも』から始まったので、大学見学ツアーもあちこち行ったし、たいへんだったわよ〜。」と言っていました。

 

そして親の思惑と子供の希望が合わないとこれまた悩むようで、確かに娘が突然、私がまったく知らない州や国の大学に行きたいと言い出したらどうしていいかわかりません。こういう悩みはみんな共通なんですね。