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ロサンゼルスは世界でも有数の高額所得者がいる地域だと言われています。

またロサンゼルス市は世界で最も貧富の差が激しい場所だとも言われています。

 

そのため、お金持ちの人はロサンゼルス市 (City of Los Angeles)に住まないで近隣のビバリーヒルズやマリブなどに住む人もいます。そういう場所は独立行政なので自分が払った税金がうまく還元されると考える人が多いです。

 

もちろんどの地区にも公立学校があり、その地域に住んでいれば無料で通うことができます。ビバリーヒルズやサンタモニカ・マリブ地区は公立校に通わせる家庭も富裕層なので学校に寄付する額も大きいようです。

 

ロサンゼルス地区の私立学校はビバリーヒルズの山の方の豪邸に住むセレブにとって通いやすいところに多くあります。私の家の北の方にもたくさんの私立小中高があり、広い敷地にきれいな校舎が建っていてセキュリティもしっかりしています。

 

以前にロサンゼルス界隈の私立校の年間授業料は300万円から600万円と書きましたが、$1=100円で計算したとしても300万円で通わせられる学校はもうないかもしれません(私はすべての学校の授業料を調べたわけではないのでもしかしたらあるかもしれませんが...)

前に私立校の授業料について書いた記事はこちらです。

 

アメリカの私立校は小中高でも奨学金の制度があります。また大学の場合、資金力がある大学の方が奨学金が多く出ます。私は2つの私立の大学院に行きましたが、ひとつの大学院は学費のほとんどは奨学金や学内での仕事のお給料でまかなえたので、全額を払う人は相当に経済力があるご家庭のお子さんだと思います。
 

以前に大学の学費についての記事も書きましたが、いい教育を受けていい大学に入ればそれなりにリターンがあるのがアメリカの教育の特徴です。ただ「いい教育」を受ける最初の一歩に治安がよく不動産価格が高い地域の公立校か、学費が高い私立校に通わせなくてはいけないのがアメリカの教育格差を大きくしていく元凶だと言えます。