最近自分の中で気になっている『承認欲求』と『自己顕示欲』について私なりに文献などを読んで考えたいことを何回かにわたって書いていくつもりでしたがちょっと自分の中で何が知りたいのか、何が言いたいのかがわからなくなってきてしまったので、これでこのシリーズを 今回で一旦終わりにします。

 

 

物欲とか買い物依存とか?

 

最近というかずっと以前から、私は自分と他人を比較して悲観するということが極端に少ないというかまったくない人生を歩んできました。これはひとえに母の育て方の賜物のような気がします。

他の人の持ち物がほしくてたまらないとか、他人を羨むということがない性分なのですが今までの人生を通して「欲深い」ところはあったように思います。

私の欲は「物欲」でした。特に洋服がほしくてほしくてたまらない青春時代を過ごしました。お小遣いの量が他の子より多かったのか少なかったのか覚えていませんが、中学から大学までず〜っとほしいものが多すぎて、欲求不満がたまっていたように思います。

夫も子供の頃から人一倍、物欲が激しくいまだにおもちゃの大人買いをします。子供の頃買えなかったものを買えるようになって歯止めが効かなくなった時期もあったと言っていました。

私は自分の子供時代の経験から、特に洋服に関してはいつも娘にかわいい服を買い与えて、ほしいと言ったら買ってあげようと思っていたのですが、娘は私の青春時代とまったく真逆で物欲が全然ありません。人間には自分が欲する以上のものを与えられ続けると欲求が低くなるという習性があるのかもしれません。

そして娘にはSNSに自分を盛って晒す願望とか、他人のSNSを見て嫉妬するというような感情も一切ないようで、先日行った定期検診でも「模範的な健康優良児」と言われました。ここでいう娘の年齢での「健康=healthy」とは主に精神的安定を示しています。娘が自分の容姿が白人や別の人種と比べて劣っているとか、成績の伸び悩みに対して劣等感を抱いていたら いろいろな意味で健康を患ってしまうと思います。

そういう娘の「欲のなさ」に安心すると同時に「承認欲求」や「自己顕示欲」が低い人は上昇志向がないのかと心配になり、文献を読み漁ってきました。

 

 

一緒にしないでという驕った気持ち

 

私が結婚したのは19年前で来年は20周年になります。夫の家族とは結婚当初いろいろありましたが、8年前に亡くなった義母とも、今も一人暮らしをしている義父ともいい関係を築けたと思っています。

ただ夫の遠縁の親戚とは、ほぼ接点はないものの、間接的に話を聞くだけでもアララな感じで距離を置きたいと思ってきました。

その方達がなんか私たち家族の生活ぶりが気に入らないとか言ってきたそうで、その遠縁の親戚(というか厳密に言えば親戚でもない人)がなぜ私たち家族のことに干渉してきたかが気になりました。

私が娘の様子をSNSにあげて、年に1−2回、夫にもタグ付けしているのをその親戚もどきの同級生だった人で 夫とSNS上でつながっている方が、ウチの夫がうまくやっているんだね、と言ったことが発端だったようでなぜかほぼ接点はない意地悪ばーさんのような人の逆鱗に触れたようです。

そこからこの『承認欲求』とか『自己顕示欲』といった言葉が飛び交い、現代の日本では「承認欲求が強い人」というのはネガティブなニュアンスで捉えられていることを知りました。

その人たちがこのブログにたどりつくのか、これを読んで私が書いていると気づくのかはわかりませんが、このようにブログで遠回しに反論するより、頃合いを見てハッキリ言うべきことは言おうと思っています。

自分の子供や孫がアメリカに住んでも自分が思い描いたような成長が得られなかったとしても、だからと言って地道にがんばってきた人を「あんただってウチの子達と変わらないじゃない」と言い切るのは失礼にもほどがあると思いました。

 

そしてその遠縁の親戚のというかほぼ他人の意地悪ばーさんは我が子に1回しか会ったことがないのですが、なぜか数年前に娘に現金のお小遣い(?)を送ってきたので「ウチの子はまだ小さいし、日本円の感覚もよくわかっていないから、お気持ちはうれしいんですが、どうぞもうお気遣いなく」と言いました。娘は本当に欲がない分、人からお金をもらっても反応が薄いし、ましてや1回しか会ったことない人からお金が贈られてもどうしていいかもわからないと思ったのですが、そういう私の態度も気に入らなかったようです。

 

あ〜、すみません。ただの毒吐きブログのようになってしまいました。

もう少し 冷静になってから『承認欲求』とか『自己顕示欲』はなんぞやと言うことを考えてみたいと思います。

 

 

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