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私は自分の学生や家族の写真をパブリックに出すことは基本的にはしません。

ただこのブログで娘の赤ちゃんの時の写真や夫のうしろ姿などはチラチラ載せています。

家の写真も見る人が見たら「あ、あそこだ」とわかるような外観の写真を載せたこともありました。

 

娘が幼い頃、学会や講演会で娘の写真や作文などを出したことがありました。

当時は対面の学会だけで私がパワーポイントのスライドを使って話している時に知らない人(参加者)が写真を撮るということはほとんどなかったのであまり気にしていませんでした。最近のZOOMの講演や授業ではスクショが簡単に撮れるので気を遣うようになりました。

 

一度 本当に驚いたのが、娘が通っていた補習校のイベントのお手伝いをした時に お手伝い仲間と一緒に撮った写真がその中の一人の方の会社のWeb Pageに載っていたことです。娘も私も夫もみんなでおそろいのTシャツを着ていたのですが、私たち家族がまるでその方の会社のプログラムに参加したかのような感じで載っていてビックリしました。

 

また別の補習校で同級生の写真をたくさん撮ってあげたことがありました。私と夫は娘が通っていた現地校のアルバム係を数年していたので、それぞれの生徒をまんべんなく撮って載せてあげていました。それと同じように娘と仲がいいわけではない子も全員、たくさんの写真を撮って共有フォルダーを作ってお知らせしたのですが、中には「なんでウチの子の写真を勝手に撮るのよ」と思った人もいたかもしれません。娘の現地校の場合はリサーチ校ということもあり、校内で撮った写真は必要な機関やリサーチャーと共有してもいいという承諾書にサインをしていたのですが、日本の補習校では基本的に校内での撮影は行事の時以外は禁止でした。それでもけっこう写真を撮って自分のSNSに載せていた人もいたので、私もそういうことをするのではと警戒されたかもしれないと思うと余計なお世話だったとあとから反省しました。

 

アメリカに住んでいる日本人の方は日本語で発信しているSNSやブログは日本人しか見ていないし閲覧数も多くなければそれほどプライバシーは気にしないという方も多くて、けっこうお子さんの学校内の写真やクラスメイトの写真を公開設定で出しちゃっている人もいます。今はAI翻訳がかなり進んでいるので、個人のブログやSNSも内容を瞬時に翻訳してくれます。また画像認識もすすんできていて自分の写真がどこかに(知らないうちに)アップされても見つけることも簡単になってきました。親があまり気にせずにやったことが子供の友人関係に悪影響を与えたり、学校から子供に警告がきたりするのはかわいそうだなと思うことがあります。

 

現在のジェネレーションZの上の方(20代前半)はインターネット配信やSNS創世記に中高生だったので自らの意思で発信してしまったものがデジタルタトゥーとして残っている人もいます。ジェネレーションZの下の方(ティーンエイジャー)は親のインターネットリテラシーの低さからデジタルタトゥーが残ってしまう可能性がある人たちがいます。中にはジェネレーションZで現在進行中の流行り(XやTikTok)に載せているものが将来、デジタルタトゥーとなることもあるでしょうが、それはもう自己責任でお願いします...と言えますよね。でも親に晒されちゃったお子さんはかわいそうだな〜と思います。

 

そういえば、先日フォローしているブロガーさんの10年くらい前の記事が突然、おすすめのブログにあがってきました。ちょっとデジタルタトゥー的な写真と記事にクスッと笑ってしまったのですが、これも一緒に載っている人によっては「やめてよ〜」と言いたくなるんじゃないかと心配になりました。