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もうちょっと続けてここに置きます。

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私は若くしてバブルの恩恵を受けました。

大学時代にバイトをしていたR社は住宅に関する情報誌を出して、それまでは不動産屋さんに行ってチラシを見て案内をしてもらってしか探せなかった中古不動産物件が数百円の分厚い雑誌に集約されていて、気に入った物件があれば自分から連絡して見に行けるようになりました。その雑誌に物件を載せる営業のバイトをしていました。20歳そこらの若い女の子が不動産屋さんに行って広告の契約をもらうわけです。不動産屋さんの社長さんや社員の方に分不相応な美味しいお寿司をごちそうしてもらったりもしました。

 

そしてバブルの直前に20代前半の若さで東京都内のマンションを購入しました。定職もないバイトの私でも住宅ローンが組めた時代です。その頃は預金の金利も高かったけれどローンの金利も現在のアメリカ並みでした。

 

そのマンションが2年余りで3倍近くの金額になりました。その頃はすでにR社のアルバイトは辞めていたのですが知り合いがいたので、不動産会社の中から評判がいい会社を紹介してもらって売り出しました。

 

すぐに買いたいという方が現れ、内見に来て契約をすることになりました。さすがに20代の若い子ひとりでは不安だと思ったのか病床の父が一緒に来ることになりました。

新宿に本社がある不動産会社が契約しているローンの会社の会議室に買主さんの奥さんの方だけが、30分ほど遅刻して現れ「今日は主人の都合がつかなくて...」とだけ言って、逃げ腰になっていました。

私と父は実印や通帳などを一式そろえて正装して待っていたのに、その奥さんは普段着でメイクもしていませんでした。

結局 リスケジュールをして出直すことになったのですが、その時の奥さんの表情を今も覚えています。

 

そして家に帰ると 不動産屋さんから「買主さんの気が変わってやめるそうです」という連絡が入りました。

面と向かって断りづらいので、その日はご主人の都合がつかなかった、とだけ言って帰ったのだと思うと 確かに言いにくいことかもしれないけれど、きちんと挨拶してくれたらよかったのに、と思いました。

 

それ以来、誰かと約束をしていてドタキャンされたり、リスケジュールを申し出られると 本当に緊急の用事なのか 気が変わったり気乗りがしないのかと勘ぐってしまうようになりました。

 

私は人と約束してドタキャンすることがほとんどないのですが、約束していてもキャンセルする人って実は最初からその気がなかったけど断りにくい気弱な人なのかなと思います。