今月は 日本での英語学習について50家族のケースステディをご紹介しています。

研究のためにデータ使用許可をもらっていますが、ブログに載せている時に、住んでいるところや学校を多少変えています。

 

4家族目はこんな方々です。

ご主人 ― 海外にも支社がある会社勤務だけれど海外勤務に興味なし

奥様  ― ディズニーが子供の頃から大好きでアメリカ旅行が大好き

子供2人は小さい頃からディズニーの英語教材で英語を習っていて 現在、上のお子さんは私立中学1年生、下のお子さんは受験準備中

 

このご家族は共働きで、奥様の実家が近くにあるので、お子さんたちはよく祖父母と一緒にいるそうです。奥様のお母様(つまりおばあさん)が子供の英語学習は絶対必要だと言って高価な英語教材をプレゼントしてくれたと言っていました。関東に在住で、学校選びをかなり気にして、結局IB校で英語を強化してくれる学校を選び1時間近くかけて通学しているそうです。幸い、その学校は奥様の勤務先には近いので途中までは一緒に通勤、通学できるそうです。下のお子さんもその学校に入学したら 学校の近くに家を買ってお父さんには片道2時間くらいかけて出勤してもらうか職場の近くにアパートを借りてもらうことも考えていると言っていました。

確かに中学生が片道1時間かけて通学するのはちょっと大変ですよね。また毎日2時間通学に時間を費やすとスポーツや勉強の時間も確保できなくなってしまいそうです。

奥さんは「平均的な日本の子供より、英語は達者だと思う」とお子さんの英語力を評価していました。私は実際にお子さんの英語を見たり聞いたりしていませんが、小学校高学年ですでにアメリカの小学生が読む本をよく読んでいたし、学校では英語でレポートなども書いているそうです。

お父さんをなんとか説得して、高校までに一度アメリカ旅行をして、できれば高校で1年くらい交換留学をさせたいと言っていました。

このご家族の場合、両親(夫婦)の英語教育にかける熱量の差がちょっと気になりました。奥様はご自分が稼いでいるお給料は子供の教育費にかけたいと強く言っていましたが、ご主人の理解がないといろいろ難しいこともあるのかなと思います。
 

 

 

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