先週末、私が教えている大学のクラスの論文のドラフト(草案)のしめきりがありました。

 

正直に言うと、このプロジェクトは本当に直したり、採点するのに時間がかかるので面倒な課題です。

 

こんな時間がかかることをさせられたら学生だって嫌でしょうし、私も面倒なんだからやめればいいのに...と思いますが、なぜかいつもやっています。

 

これは上級クラスの最後の学期(学年末)の課題、いわば卒業論文のようなものです。

大学に入ってから日本語を習い始めて3年で「日本語で論文を書け」と言われたらかなりたいへんだとは思うのですが、私が勤務している大学はリサーチ大学だし、学生は自分の専門分野で英語で論文を書いているので、きちんといいものを出してきます。

 

私が勤め始めた当初は、論文のトピックは「寿司の歴史」とか「日本のファッション」みたいななんつーか かんつーかなものでしたが、最近は必ずアンケートを実施し、統計的な量的分析と、日本人にインタビューもして質的分析もさせるのでどこぞのインターネット記事をコピペしてくるなんていうことはできなくなりました。

 

でも今でもいます...ズルしようとする人。しかも非常〜に時代遅れなブログ記事のようなものを引用してわけのわからない「言語習得論」みたいのを書いてきたりして。

 

このまま間違った内容でもスルーして採点しちゃってもいいんですが、自分の専門分野だと容認するわけにはいかないですよね〜。

 

自分が教えている学生がけっこうというかかな〜り古い理論を引用しているのがショックでした。ちなみにこの学生たちはみんな他国からの留学生です。自国できちんと教育受けてきたのかな〜。

 

 

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