以前に何度か アメリカの大学の学費が高すぎると日本人の方が言っていることについて自分なりの考えを書いてきました。

 

 

 

前の記事にも書いた通り、州立大学はその州に住んでいる家族の子供と州外から受験してくる学生では授業料がかなり違います。

カリフォルニアは州立大学(UC)のレベルが高く東海岸のアイビーリーグにひけを取らないレベルです。

ただ東海岸のアイビーリーグ(私立大学)との圧倒的な違いは、州立大学は大クラスが多く、教授が実際には教えずアシスタントに学部のクラスを教えさせていることが多いのに対して、私立大学は小クラスで有名な教授に学部生の頃から教えてもらえることです。

 

また学費が高い私立大学と学費がそれほど高くない州立大学に、同じ成績の子が入学した場合、学費が高い私立大学のほうが奨学金をもらえるチャンスが多く結果的には州立大学より安い授業料で私立大学に行くことができる場合もあります。

 

奨学金は親の過去3年間の収入によってニーズベース(必要性があるとみなされる)ものと成績優秀なので親の収入や資産に関わらずもらえるものなどがあります。最近は留学生でも もらえる奨学金がけっこうあります。

 

私の母は7人兄妹の次女で「女は大学なんか行かなくていい」という時代に「学費は出してくれなくて大丈夫だから行かせてください」と父親(私の祖父)に頼み込み、女子寮がある国立大学に入学しました。へなちょこな私は当然のように私立大学の学費を親に全部出してもらいました。大学院はさずがに親には頼めず学費免除になるプログラムを探して申し込みました。寮費や食費も支給されたのですが、それでも何年も働かないで大学院生をしていたので、親が遺してくれたお金がなければ無理だったかもしれません。

 

だから「アメリカの〇〇大学に行きたかったけど、高すぎてあきらめた」という人の話を聞くと納得がいくのですが、ある程度の成績というか実績があれば、(奨学金など)何らかの道はあるんじゃないかな〜と思うことがあります。

 

 

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