最近、大学の先生たちが必死にLanguage ModelとかBOTについて話し合うようになりました。

今日も私の大学でシンポジウムが開かれています。

 

話題はChat GPTが中心ですが、様々な無料のAIリソースを紹介して、まったく使ったことがない人から、使い込んでいる人まで将来起こりうる問題を話し合っていました。

 

私がクラスでChat GPTを使わせてみる と言ったらあからさまに嫌悪感を表した人も来ていました。

敵情視察なのかな?

 

これは私の個人的な何の根拠もない仮説なのですが、優秀な学生は「先生を騙す」ためにこういうツールは使わないと思うんですよ。昔から「代返」とか「身代わり受験」というのは、不真面目な出来が悪い学生が苦し紛れにするのであって、真面目に「何かを習いたい」と思って大学に来る学生は、使っていいよ と言われても自分で書きたいとか自分の能力を見てほしいと思うのでAIに丸投げっていうのはしたくないんじゃないかな...と思います。

 

学生の能力をはるかに超えた課題を出すと、学生はカンニングしたり、不正を働いたりします。何が何でも卒業するために単位がほしいというような切羽詰まった状況ではけっこう(バレたら大変だけど)賭けに出たりしますね。

 

私の場合は、学生の新しいものを見つけてくる能力を利用しない手はないと思っているので、なんでも使わせてうまくいったら何を使ってどうやったかを教えてもらうようにしています。

 

ただ自分の学生が見つけて使い始めるより、今ではYouTuber の人たちや高校生の娘が話題にしていて習うことが多く やっと私の耳に入ってくる頃にはもうすたれているというアプリやリソースも多いです。

 

これからの時代、自分が一番よく知っていると思い込んでいる大人や教員はどんどん社会から取り残されていくのだろうなと思いながら、シンポジウムに参加していました。

 

 

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