よくアメリカは競争世界で、日本は共生世界だと言われます。
「きょうそう」と「きょうせい」ひらがなで書くと似ていますね。
その一方で、20年くらい前までは
日本の大学は入るまでがたいへんで激しい競争があるが、アメリカの大学は入るのは簡単
日本の大学は一度入ったら卒業は簡単だけど、アメリカの大学は卒業するのがたいへん
というステレオタイプがありました。
つまり、アメリカの学生は大学に入るまでは競争もなく過ごすけれど大学に入ってから、また社会に出てからの競争が激しいと思われていました。
それに対して日本には「受験戦争」なんて言葉もあって、早いうちから学力を競うのに、アメリカにはそういうものがないと思われてきました。
今でもアメリカのどこかには誰でも入れる大学があり、高校卒業まで入試がないのでずっと他人を学力を競い合うことなく大人になっていく人もいるのかもしれません。
でも残念ながら私の周りにはそういう世界は存在していません。
これまでも何度か私が勤めている大学の話やアメリカの大学の話を書いてきていますが、アメリカの一流大学に入ってくる学生は本当〜に子供の頃から数限りない競争を勝ち抜いてきた猛者が多いと感じます。
今日、クラスでコンテストのようなことをしました。今、私は足を骨折しているので対面授業ができずオンラインで教えています。オンラインだと授業中にVideo (Camera)をオフにしたり、うるさいところにいるのでマイクがオンにできないという学生もいます。語学のクラスなので、マイクをオフにされると困るのですが強制はできません。
そこで今日は「与えられた文章を音読したり、問題に答えたら次のテストで加点すると言って、読んだり答えたりする時にZOOMの挙手の早押しを使いました。
Video (Camera)をオフにしていると挙手(Raise Hand)の機能に遅れが出るので、みんな早押しとなると画面をオンにします。
そのリアクションのはやいこと はやいこと
いや〜 やっぱりアメリカ人って競争に燃えるのですね。
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