私はアジア人が極端に多い南カリフォルニアに住んでいるので、あまりアジア人であることに引け目を感じることがありません。
また いわゆる「インテリ層」や「ハリウッド勢」が強い地域にいることもあって、あからさまな人種の棲み分けのようなことはしてはいけないという風潮がはびこっているので生活しやすいです。
娘の学校にも私の勤務大学にも人種や宗教ごとのグループ(団体)のようなものがあります。私も娘もあまりそういうグループに所属したいとは思っていないのですが、私が日本語を教えていると言うこともあり、日本関係のイベントを企画したり参加することはあります。
娘が時々、自分たちのグループを「オタク ゲーマーグループ」と呼んでいて「うちらの学校にも陽キャグループがある」と話すことがあります。娘にとってどんな子たちが「陽キャグループ」なのかを聞いたら「王道っていうか、フツーにストレート(異性に興味がある人)で、色気づいてる感じ」と表現していました。そういう子たちは「誰と誰がつきあってる」とか「誰が誰に告白した」みたいなことをよく話しているらしいです。
アメリカのスクールカーストを調べていてこんな画像を見つけました。
これは日本のスクールカーストですよね。アメリカでもこれが当てはまるかというと上位に運動部があるのはほぼ同じだと思います。野球よりアメフトやバスケットボールだと思いますが、スポーツ選手が人気があるのは万国共通でしょう。
母親の断層で上位が「セレブ 金持ち 美人」となっていますが、この人たちは仕事をしているのでしょうか。
専業主婦が「シングルマザー」の下の同じカテゴリーにあるので、上層部の人は「専業主婦」ではないということになりますよね。
「セレブ 金持ち 美人」が、自分の力で、お金持ちになって「セレブ」と呼ばれる階級になったのだとしたら、日本だと子育てに十分な時間が取れないような印象があるのですが、時代は変わっているのでしょうか。
漫画・アニメ・二次元好き・不思議ちゃん の娘はこのカーストでは最下位になるのですが、私が知る限り、アメリカの(娘がいる)学校では、このグループも生き生きと楽しそうに過ごしているように見えます。
夫は「変に色気づいたりしたら、アメリカは(ドラッグとかの影響もあり)コワくてヤバいから、今みたいのが一番だよ」と言っています。私の学生を見ても高校時代はひたすら勉強して課外活動をして、おそらくスクールカーストの下位だったであろう人が、一流大学に入ってから堂々と楽しく青春を謳歌しているのを見て、高校時代のカーストなんて気にする必要ないと思うようになりました。
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