私の友人は、20代前半で結婚したのですが、5年ほどで離婚して、それから40歳くらいで再婚するまで、よくお見合いをしたり友達の紹介で出会った人がたくさんいました。
ある時、別の友人に「彼女は本当によく男性を紹介してもらっているけど、私は紹介してもらったことがないな〜」と言ったら「紹介しやすい人としにくい人がいて、あなたはしにくい人なんじゃない?」と言われました。
私は、いわゆる恋愛とか結婚とか 異性関係に関しては全然、お相手を紹介してもらったことがないのですが、仕事とか友人関係では、よく人や仕事を紹介されます。その違いはなんなのかな? とふと考えてみました。
まず恋愛とか結婚とかの相手の場合、別に私はプライドが高いとか選り好みをしていたというわけではないのですが、20代の頃から「別に結婚しなくてもいいし、彼がいなくてもいい」と思っていました。なんか面倒というか「結婚とか子育てってたいへんそう」と周りの友人を見ていて家庭に関して否定的だったし、両親が早く亡くなったので、親からのプレッシャーもなかったことも原因のひとつかもしれません。
仕事に関していうと、最近は、単発のプロジェクトとか期間限定の仕事とかをよく紹介してもらえるのですが、若い頃 就活をしていた時には いわゆる「コネ」で紹介をしてもらえたことはなかったし、やっぱり「紹介しにくい人材」だったのかもしれません。また私の母は女子校の教師をしていて、就職の世話をしてあげていたのですが「人の紹介(コネ)で就職すると、いろいろと面倒なことが多いから、なるべくならコネを使わないで」とよく言っていたので、恋愛や結婚同様「他人に頼るのはよくない」と考えていたというのもあります。
では「人に紹介しやすい人」というのはどういう人かというと、やっぱり相手に失礼な態度を取らない、安心して紹介できて双方がいい思いをする(Win Winになれる)人だと思います。上から目線だったり、初対面の人に高飛車な態度を取る人は敬遠されるのでしょう。ビジネスや仕事なら、その人自体に力がある人、経済力や決定権があるというのも重要なファクターだと思います。
もう今の私は、結婚相手も仕事先も紹介してもらう必要はないのですが、将来的に娘の進学とか就職先とかで誰かに相談したり、誰かを紹介してもらう時は、きちんと「何をどうお願いしたら、いい関係が築けるか」を教えてあげて見本を示さなくてはいけないと思っています。
なんでこんな話をしているかというと、先日 非常〜に難しいタイプの人に会ってしまったからなんです。その人はどういうわけなのか すごく自信があるような ないようなことを言うのですが 異性関係に関して不思議なオーラというか勘違いというか妙な態度を取るのでどうしたものかと思って、自分の若い頃を振り返り、私もそういう感じだったのかな〜と反省しています。
ランキングに参加しています。
クリックしていただけるとうれしいです。