日本語を習っているアメリカ人と英語を習っている日本人がコミュニケーションを取ると、必ずと言っていいほど「日本語が上手ですね。」「Your English is good」というコメントがあるのですが、それはまだその言語を学習している最中というか、発展途上にある場合はいいのですが、言語学習をしているわけではなく、ただ仲良くなりたいとか、情報を得たいという場合には、そういうコメントは控えた方がいいんじゃないかな〜と思うことがあります。
特に子供同士が話す時、ネイティブに「その言語(そのもの)が、上手」とは言わないし、子供はそう言われると???という感覚になるのではないかと思います。
私の娘は、日本に行くと、いろいろな人から「英語しゃべって」と言われ、話すと「上手〜」と言われてうれしそうにしていましたが、それ以上先には進まないと言うか、英語をしゃべっているのだから、なんらかのレスポンスがほしいのですがそこで止まっちゃうと英語を話す意味がなくなってしまいます。
前に、子供の頃から英語を習うことに懐疑的だったパパさんを説得するために、知り合いのお子さんと英語を話してあげたことがありましたが、それはいわゆる「演技」であって、その子が英語で娘とコミュニケーションを取ってくれたと言うわけではありません。
なるべく本当に同年代のネイティブスピーカーと話すチャンスがあったら「上手か・下手か」を気にするのではなく、本当に「話したいこと」をまちがってもいいからどんどんアウトプットしてくれたらいいな〜と思います。
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