いつも楽しみにしているさとみるくさんのブログ。

昨日の記事を読んで、とっても共感したのでリブログさせていただくことにしました。

 

私はアメリカで各国の「超」がつくご令嬢やご子息に会ったことがないし、そもそもアメリカ以外の各国の出身の人にあまり会わないのですが もしかすると自分の教え子の中にはそういう人もいるのかな...と思うことはあります。

 

でも当たり前ですが、自分の大学の先生に「私の親は〇〇会社の社長です。」とか「私の家は〇〇チェーンを経営しています。」なんて言いませんよね。だから知らないだけでそういう人がアメリカに留学している可能性は高いのかもしれません。でも、どこかの国の王様とか貴族の方は子供をアメリカの州立大学には留学させないと思うので私が州立大学に勤務している時点で「会う確率」はぐっと低くなります。

 

私がさとみるくさんの記事を読んで、共感したのは「本当に育ちが良い本物の方に他人の育ちをどうこう言う人はいないということ。」というところです。

 

「本当に育ちが良い本物の方」がどういう人を指すかは人によって違うと思うのですが、日本だと公家とか皇族関係でしょうか。アジアの他の国だと財閥が残っているのでそういう血筋の方も入るのかな。もともと日本の「士農工商」も下々の人たちが自分たちを区別して作ったもので、そこに属さない公家とか華族がいたわけですよね。その人たちは自分とは関係のない身分制度をどうこう言わなかったと思いますし、今でも「自分は公家や華族の出身だから、他人より育ちがいいんだ」なんてことは言わないと思います。

 

「育ち」とはちょっと違うのですが、「学歴」に関しても大学関係の人は他の人の学歴についてとやかく言ったり、自分の学歴を聞かれてもいないのに会話の中で言うこともほとんどない気がします。ただアメリカでは大学の同窓会がすごく盛んで各地で「〇〇大学同窓会▲▲支部」みたいのがあり、卒業大学からは毎年のように寄付を募る電話や手紙が来ます。こういう会に積極的に参加する人は、他人のことはとやかく言わないし、自分がどこの大学を出たかなども他人には言わないけれど、自分の学歴に誇りを持っていて同じ境遇の人と楽しく混じり合いたいんだろうな〜と感じます。

それはそれでうらやましいな。
 

 

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