2022年11月初旬にアメリカ在住のバイリンガル子育てをしているお母さんやお父さんを対象にお話会をしました。その時にいただいた質問に少しずつ答えていきます。

 

 

質問 12

子どもの年齢や学年に関わらず、ひらがなやカタカナが書けない子どもは、ひらがなとカタカナが書けるようになってから、漢字に移行したほうが良いのでしょうか。また、読むのも書くのもスムーズにできない子供の場合、読めるようになってから書くことを練習したほうが良いでしょうか。

 

これは「文字を教える順番」に関する質問ですが、「ひらがなやカタカナが書けない」というのは何を意味しているかを考える必要があります。

 

教育学者の先生が2年前くらいのバイリンガル学会で話していたのですが「子供は今日はひらがなの『あ』から『そ』まで書けた」というような成長をしていかないということです。

 

まず「文字が書ける」ためには手と脳のコーディネーションがうまくできて、見たものをうつす(視写)能力が備わり、脳にその映像(字)が記憶として定着する過程があります。この一連の動作はある年齢に達すると苦もなくできるようになります。大人なら1ヶ月くらいでひらがなやカタカナを『書ける』ようにはなります。

そのため、「書けない」のは何がまだできていないのかを発達段階で見ていく必要があります。

 

日本の初等国語教育は「文字を正しく書かせる」ことに重点を置いているというか、それしかやることがないのですが、母語以外の言語を学ぶには 文字の習得の前にやらなければいけないことがた〜くさんあるので、新しい言語を学ぶ場合の初期段階では「読み書き」を重視しないことをおすすめします。

 

 

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