LMS (Learning Management System)という言葉が頻繁に使われるようになったのは、コロナで遠隔授業が始まってからだと思います。
 
私の勤務大学は2001年に私が赴任した時、Web CT (E-campus)というシステムを使っていました。いろいろな機能があったんだと思いますが、その頃は学生が必要なWeb pageのURLを載せたり、自分で作ったプリントなどをアップロードする程度でした。
 
2008年にMoodleというシステムが使われることになりました。ちょうどその数年前に他の大学の先生たちとプロジェクトをしていて、このMoodleという無料のサイトでクラスの資料を載せたり、テストを作ったりできることを習っていました。それでこのシステムが導入された最初の年から、フルに使っていました。
 
10年以上が経って、昨年からMoodleからCANVASというシステムに変わるということになりました。これは大学全体で決まったことなので、コロナの真っ最中にたいへんだと、みんなブーブー言っていました。この移行がたいへんでやめてしまったテクサポートの人もたくさんいます。
 
私は 昨年度は使用教材も一新したし、それに伴いカリキュラムやテストの内容が変わったので、1年間移行を延期してもらって古いシステム(Moodle)を使っていました。わざわざ申請して延期してもらったのは、私の所属する学部では私一人だと思っていました。
 
やっと1年経って、夏休みを利用して新しいLMS (Canvas) を自習しながらデータを移しています。
 
新しいシステムのほうがずっと使いやすいので、もっと早く移行すればよかった、とも思いましたが、昨年度はとにかく学生数が多かったので、慣れないシステムでマネージメントするのは危険すぎました。
 
もうアラカンなのに、こうやって新しいことを習わなくてはいけないのはたいへんですが、幸いなことに我が家のネオデジタルネイティブはすぐにマスターしてくれて、ていねいに教えてくれるので助かっています。

 

アメリカ人大学生はこういうデジタルツールの使い方に慣れているし、教員がうまくできなくても寛容ですが、高校の先生は素早くマスターしなくてはいけないからたいへんそうです。そして日本から留学してくる学生さんは学校であまりICTを利用していなくて、大学に入ってから初めてこういうツールを使わされると、きついかもしれませんね。

 

 

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