不登校に関して、自分の小学校時代の思い出の中で「不登校になりうる要素」を書いています。前の記事で、小学校4年生の時の担任の先生についての話を書きましたが、これはその続きです。

 

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私はどういう心理状態だったのかはわかりませんが、4年生が終わって5年生になる時にその先生に長い手紙を書きました。その中で「左利きがなおせなくてすみませんでした。」「先生の期待にそえなくてすみませんでした。」と謝罪の内容を書いたのです。誰にやれ、と言われたわけでもないのに、私はとてもていねいにお礼と謝罪を書きました。それが私の恐怖から逃れる方法だったのかもしれません。

 

5年生の始業式の日に、その先生が私の横に来て「手紙をありがとう。」と別人のようにやさしい声で言いました。他の先生が見ているところだからなのかと思いましたが、あとで知ったのは、母が先生に個別にお礼の品を送っていたということでした。

 

今の日本がどうかはわかりませんが、当時、小学校の先生に個別に金品を送ることはタブーでした。特に母は自分が教師だったので、そのようなことには気を遣っていました。それでPTAの役員がクラス会費を集めて、クラス単位で贈り物をしていたそうです。母は自分のポリシーで「担任をしてもらっている間は、贈り物はしない」と決めていて、クラス会費も先生へのプレゼント分は拒否し、最後に商品券を送ったそうです。この方法がいいのかどうかはわかりませんが、この先生への私への態度がこの贈り物によって変わったのだとしたら、とても残念だと思いました。

 

この「子供の先生への贈り物」に関することを母と話したのは、私が児童英語の先生になって、保護者の方からお中元やお歳暮をもらうようになってからでした。

 

贈り物ひとつで、担任の態度が変わり、子供がかわいがられるなら、やってしまおうと思う親御さんは多いと思います。また親の頑なな考えで子供が学校でいじめられたり、仲間外れにされるかと思うと自分が正しいと思うことも貫けなくなるかもしれません。

 

そう思うと、子供以上に親も、学校というものにどう関わるかを考えなくてはいけないのだな〜と思うようになりました。

 

 

 

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