コロナで学校が休校になり、オンライン授業になって 早2年と4ヶ月。娘は1年3ヶ月、私は丸々2年4ヶ月、ZOOMを日常的に使ってきました。

 

さすがにこの9月の新学期からは、私のクラスも対面にもどりそうですが、この2年余りの間に、ZOOMの使い方にもかなり精通しました。

 

これまで大きい学会や大人数のクラスでの失敗や不具合はありませんでしたが、昨年の初めに日本からオンライン授業をした時は、Wifiが弱すぎてフリーズしてしまい非常に苦労しました。

その時の記事はこちら

 

 

特に義実家はWifiの入りが悪くトラブルが多かったので、今回、ZOOMで義父が法事に参加するというのはかなり難しいのではと心配していました。

 

そこはこれまで、2年に渡り、私の大事な発表やワークショップでアシスタントをしてくれた娘の出番です。

 

親バカと思われても仕方ないのですが、彼女は本当に優秀なアシスタントです。何があっても落ち着いている、そしてうまくいかなくても何度も試してくれる、淡々と状況を見ながら、テクノロジーの問題点を人のせいにしない、イライラしないというのが最大の長所です。

 

数日前の練習では、夫のIPadがZOOMとうまく連動せず、ラップトップに切り替え、pocket Wifiをどこにおけばいいかなどを打ち合わせしました。

 

今日の本番では、娘がおじいちゃん(義父)の横でZOOMを操作し、夫はお寺に私はロサンゼルスで中継しました。最初の数分、娘のマイクが入らず、高齢の義父が「映らないね」とか「聞こえないね」と焦っているのがこちらには伝わっていました。娘は家の電話と自分の携帯のLineとラップトップのZOOMを使いながら黙々と設定を調整して、やっと法事が始まる10分前にうまくいきました。

 

私が15歳で、外国に行って、いつもとは違う環境でこのようなことをやらされたら、ストレスマックスだと思うのですが、法事が始まり、おじいちゃんが「ずっと見ていたい」と言うと、ちゃんと「マイクとビデオをオンのままにして」とお寺にいる父親にチャットで送る気遣いぶり。

 

いつもお世話になります。そしてありがとう。テクサポートってストレスが多い仕事だと思うけど、おっとりしている娘には合っているのかもしれないと思いました。