日本は第二次世界大戦で英語圏と敵国になったため、1950年代から20世紀の終わりくらいまで英語圏への移住が非常に困難でした。もちろん今もビザや永住権を取得することは難しいままですが、先人の苦労に比べれば、ここ20年くらいの間に英語圏に移住した人は楽だと思います。

 

1950年代から20世紀の終わりくらいまでに英語圏に移住した人の大半は、国際結婚でした。そして女性が圧倒的に多かったです。ハワイやアメリカ西海岸ではバブル時代に日本人が起業し、夫婦で移住する人が増えてきましたが、両親ともが日本人の海外移住者の子供(新2世)はまだ少数派で、永住組と呼ばれる子供は母親が日本人で父親はアメリカ人であることが多いです。アメリカで日本語を家庭で使用している人を対象として調査では、家で100%(あるいはほぼ100%)日本語を使用していると言う家庭は10%以下でした。現在、アメリカ西海岸に住んでいる日本語話者の大半は30歳以下です。つまり自分が駐在、帯同、あるいは留学で日本からきた一世代目か、新1世に連れてこられた子供(新2世)です。

 

親御さんによっては、永住を決めた時点で「子供には日本語よりも英語」という気持ちが強くなるので、新2世であっても英語の方が得意で自分を「日本語話者」とみなさない人はたくさんいます。

 

私は「子供には日本語よりも英語」と考える親(新1世)の子供(新2世)はバイリンガルになりにくいという仮説を立てて、研究を続けています。

2年前バイリンガルに関する講演をおこなった時、娘が描いてくれた「国際結婚」のイメージ画像です。

 

 

 

 

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