昨日、娘が通っている日本語補習校からの案内で「アメリカで教育を受けたバイリンガルの人から話を聞く」というウェビナーに参加しました。

 

ロサンゼルス地区の日系ビジネス会の主催です。日本語によるウェビナーで、聞きにきている方はロサンゼルスに住んでいる日本人で子育てをしている方(=日本語補習校に子供を通わせている保護者)だと思われます。

 

登壇者のお一人がUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)では、日本語補習校の卒業生のように日本語ができる学生は日本語のクラスからキックアウトされると話していました。

UCLAにはNational Heritage Language Resource Center (NHLRC)という連邦政府が支援しているセンターがあり、継承語学習者が大学に入っても高度な継承語を学習できるよう 多くの言語に継承語学習者コースがあり、日本語継承語コースもあります。

アメリカでも数少ない高度な日本語力を持つ学生のバイリンガル発達を支援していて、そのような学生が日本語のクラスからキックアウトされるということはありません。

 

ただ どの言語でもすでにかなり話せたり書けたりするレベルの人が初級のクラスに来たら「もっと上のクラスに行きなさい」と言われることはあります。学生はすべて、まったく経験がない人以外は、プレイスメントテストを受け、学生それぞれのレベルにあったクラスに行くように指導されます。

 

登壇者の発言とそれを受けた司会者の方の「じゃあ、補習校で勉強していれば、大学では語学を勉強しなくてもいいんですね。」という一言は非常に誤解を受けると思いました。

 

これからこのウェビナーの主催者に実名で訂正依頼の手紙を書くつもりですが、私のブログを見てくださっている読者の方には「ロサンゼルス地区でバイリンガル子育てをして、いつかはお子さんがアメリカの大学に行くかもしれない」という方が少なからずいらっしゃると思うので、ここで訂正しておきたいと思います。

 

UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)だけでなく、アイビーリーグの大学やスタンフォード大学などでも、ちょっと聞いただけでは「日本語ネイティブ?」と思われるような高度なバイリンガル話者のために、さらに質の高い日本語を教えてくれる「上級日本語コース」「継承日本語コース」があります。

 

だから、もし現在、お子さんが中学や高校で現地校の英語による学習がたいへんなら、そちらに集中して、大学に入ってからまた「日本語」を学習し直すこともできます。だから私は我が子にも「補習校は楽しいなら、行きなさい。楽しくないなら他に楽しいことで日本語力を保持したらいいんだから。」と言い続けています。

 

 

 

 

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