昨日、締切日ぎりぎりに論文を書き終えて 学会の学術誌担当の方に送りました。

まだこの論文が採択されるかどうかはわかりません。

 

私にとっては、初めての日本の学会に出した日本語で書いた論文です。今までに学会の予稿集に日本語で論文というか研究成果を書いたことはあります。また学会発表の要旨を日本語で書くことはよくありますが、こうして日本の学会誌の書式に沿って日本語の論文を書き上げたのは初めてです。

 

私がアメリカに住み続けている理由の一つに、アメリカは研究がしやすく学会参加や論文発表がやりやすいというのがあります。つまり私のように大学で教えながら、リサーチをしたい人にとってはアメリカの(特にリサーチ系の)大学は日本よりも居心地がいいです。

 

また私は人文系なので、リサーチ大学にいても研究発表に対する期待度が低く、やりたくなければやらなくてもいい立場なので、ますます快適です。これが理系(特に医学系)だったら、研究しながら授業もやって、論文も書いて学会でも発表してとプレッシャーが大きくたいへんだと思います。

 

今回、日本語で論文を書くにあたり、一番難しいというか時間がかかったのが、書式を確認しながら書くこと、引用文献の提示の仕方や項目のつけ方の直しでした。英語の文献はAPAという英語の論文のスタイルで書いていいという指示が出ていたので、そこは共同執筆者の先生も私もお手のものでした。でも日本語の引用がやたらと難しく、また字数制限もあり、四苦八苦しました。

 

これだけ苦労し、また厳しい審査を経ても学会誌って本当に購読数が限られているんですよね。最近は学会誌もオンライン出版になってきていますが、まだまだ「本」になっている出版物の方がステータスが高いとかオンライン出版の学会誌はインパクトファクターが低いとか言われています。

 

この状況が変わらないと、段々と専門誌(学会の紀要)に論文を投稿する人やそういう専門誌を購読してくれる人の数も減ってきてしまうのではないかと心配になります。

 

それはさておき、やっと論文が提出できたので、明日は自分へのご褒美でコンサートに行きます。娘が生まれて以来、夫とコンサートに行くなんて一度もなかったので15年ぶりかな。いえいえ、娘が生まれる前からコンサートなんて2人で行ったことあったかしら。娘も誘ったけど、娘の好きなジャンルではないそうで、明日は夫に「つきあってもらって」私の好きな音楽を楽しみます。

 

 

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