最近、日本の友人からのLINEはほとんどが「コロナワクチン」ネタです。

 

私の周りでは昨年の12月くらいが「コロナワクチン」ネタのピークでした。大学の医療関係者、治験参加者は12月前にワクチンを接種したのですが、写真撮影が許可された(?)のが12月以降でその頃はSNSは「ワクチン祭り」でした。

この画像はこちらのサイトから借用しました。

 

 

アメリカではよく医者が痛みの度合いを聞く時、1〜10の段階で「どのくらい痛いか」を聞きます。友人は出産の時、あまりの痛みに

 

ten ten ten テ〜ン

 

と叫んでいました。 

 

ワクチンにしても何かの病気の症状にしても、人によって痛みや副反応や回復度は違います。

 

ブログやSNSは個人の経験を自由に出すところなので「私はこうだった」と書くのはいいんですが、私も含め「アメリカでは〜」「ロサンゼルスでは〜」と自分のことや自分が見たことを大きく一般化してしまうと読者の方が判断を誤ってしまうことがありますよね。

 

今月、日本とアメリカの学生さんに向けてある調査をするため、調査用紙を作成しています。

5段階評価などで判断をしてもらう場合、どちらを1にするかで悩んでいます。

 

普通、成績表って数が大きい方がいいですよね。これは日本もアメリカも同じです。

痛みの度合いでいくと「痛みがない」のが1で「すごい痛み」が10と強くなっていくと数が大きくなるのもわかりやすいと思います。

 

たとえば「わかりやすい」と「わかりにくい」だとどちらを1にするべきですか?

「わかりやすい」はいいことなので、こちらを5にするのか「わかりにくい=間違いが多い」だとすると 多い方を5にするべきなのか。

 

いろいろなアンケートなどに目を通すとこれって日本語と英語 心理的な量の感覚でどちらを大きい方の数字にするかが変わっているように思いました。

 

友人に「コロナワクチン どうだった? 痛かった? 熱出た?」とよく聞かれているのですが「どうだった?」と聞かれるとなんて答えていいのか...

 

痛かった? だと「注射そのものは痛くないけど、その後 頭が痛くなったかな」と答え「どのくらい頭痛がした?」と聞かれると、アメリカのお医者さんに応えるように「10段階の4くらい」と答えます。でもこれって、私が痛みに強い方かどうかで変わってきますよね。

 

そういえば娘がリサーチに参加した時「友達に嫌なことを言われて傷ついたことがあるか。」という質問に「ある友達が私をプレイデートに誘ってくれなくて、悲しかった時の痛みが10段階評価の6くらいだった」と答えていたことがありました。リサーチャーは神経科学の大学院生で、クリニックの一室で白衣を着ていたので、娘は病院で問診されているような気分だったのだと思います。

 

心の痛みも10段階評価ガーン

 

そんな風に自分の気持ちを数字で表すことに慣れてほしくないな〜と思いました。

 

 

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